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2466. 夢のパターン


今朝は一旦早朝の四時に目が覚めた。直前まで見ていた夢によって起こされる形となった。

その夢の中では、自分の内側に潜んでいる攻撃性が表に出ていた。自分の中にある強い攻撃性が夢に出てくることは比較的多い。

それらの夢を観察していると、パターンのようなものが随分と見えてきた。大抵は権威的な人物が現れ、権力を振るおうとする人物に対して、それを遥かに上回る力で対抗するような夢だ。

また、夢の中で現れる権威的な人物の無能さを強く指摘することも多く見られる。今朝方の夢の中でも、私が実際に通っていた小中学校の先生たちが現れ、彼らに対して上記のような振る舞いを見せていた。

興味深いのは、身体は当時のような大きさでも、内面の成熟度については今と同じなのだ。それにもかかわらず、権威的な人物に対して食ってかかるような攻撃性を示していたのが今朝方の夢の大筋である。

一旦目が覚めた時、この夢について寝床の上でしばらく考えていた。この夢は間違いなく自分の内側にあるシャドーの現れであり、それがどのような特徴を持っているのかについて考えていた。

権力を打倒しようとする意思の裏には、権力を渇望する自己の側面がありはしないかと考えた。また、他者の無能さを強く指摘することの裏には、自分の無能さに対する劣等感のようなものがありはしないかと考えた。

おそらく、それら二つはどちらも正しい側面を持っているような気がする。夢には、普段私たちが思っても見ないような自己の影の部分が現れる。権力と無能さというのは、あるいは力の有無というのは自分にとって向き合うべき大切なテーマのようだ。

四時に目が覚めた後、もう一度寝ることにした。今朝の実際の起床は六時半を過ぎた頃だった。

今日は早朝から薄い雨雲が空を覆っている。昨夜から雨が降り続け、今は一旦雨が止んでいるが、午後にまた小雨が降り始めるらしい。

今日はちょうど午後からザーニクキャンパスに足を運び、研究インターンの最終評価に関するミーティングを行う。キャンパスに向かうまでの道中、雨が強くないことを願う。

今日は昨日とは異なり、論文の執筆にあえて取り掛からない。一日ほど文章を寝かせる時間を作る。また、あえて一日研究から離れることによって、考えを無意識的に整理していくことを意図している。

論文の執筆に着手しない代わりに、今日はいくつか専門書を読み進めていきたい。それらは全て、先日の中欧旅行の際に購入したものだ。

それら全てを本日読むことは不可能であるから、まずは科学哲学に関する専門書、そしてバルトークに関する専門書を読み進めたい。そうした読書に合わせて、今日はバッハの作品に範を求めて曲を作ろうと思う。

昨日もバッハの作品を参考にしていたが、今日も引き続きバッハの音楽を参考にする。時間が許せば、バルトークの作品にも範を求めてもう一曲作りたい。

今日も静かに、そして着実に自分のライフワークを前に進めていく。フローニンゲン:2018/4/25(水)07:33 

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