ワルシャワを出発する朝がやってきた。早朝の五時半に起床し、出発に向けての最終準備をこれからゆっくり行おうと思う。
ワルシャワ中央駅からショパン空港に向かう列車は八時半過ぎにやってくるので、出発はそれほど焦ることはない。七時半あたりにレストランに行き、ゆっくりと朝食を摂ってから出発をしたい。
昨夜は早めに就寝しようと思っていたのだが、結局フローニンゲンでの生活と同じように夜の十時に就寝した。その時間帯に寝て、今朝のような時間帯に起きるというのはやはり習慣になっているようだ。
昨夜はもう少し早く寝ようと思っていたのだが、結局それができなかったのは、昨日に購入した哲学書を興味深く読み進めていたからである。とりわけ、“Jewish and Polish Philosophy (2013)”は大変興味深い論文がいくつも収められており、特にJanusz Korczak (1878-1942)というポーランド人の教育哲学者の教育思想からは得るものが多かった。
今日もこれから出発の準備が終われば、本書の続きを読み進めていきたい。昨日購入したその他の書籍も実に充実した内容を持っているため、空港での待ち時間やブダペストでの宿泊席のホテルでそれらを少しずつ読み進めたいと思う。
幸いにも今日は天気がもつようだ。予報ではワルシャワを出発する時刻あたりは小雨に見舞われるとのことだったが、天気は大丈夫そうだ。
現在の宿泊先にせよ、ブダペストの宿泊先にせよ、最寄駅からは目と鼻の先にあるため、それほど天気を心配する必要はないが、やはり晴れていた方が歩きやすい。そうしたこともあり、移動日に天気に恵まれるというのは有り難いことである。
今日からいよいよ中欧旅行も折り返しとなり、ハンガリーの首都ブダペストに滞在することになる。初日の今日は移動日ということもあり、ホテルの近辺のローカルのスーパーとレストランを探すぐらいに留める。
めぼしいレストランがなければ、ローカルのスーパーで購入したものを夕食にしようと思う。初日は街の中心部に行くことをせず、ホテルの近辺の散策に留め、ホテルでゆっくりしたい。
宿泊先のホテルにはプールが付いているので、そこで軽く泳いで心身をほぐしたいと思う。昨日購入した哲学書を読むことに合わせて、過去の日記の編集なども進めていきたい。
明日から本格的にブダペストの観光を始める。明日はリスト博物館を訪れ、明後日はバルトーク博物館を訪れる。その次の日にハンガリー国立美術館に足を運ぶことを予定している。
ブダペストで得られる新たな感覚を含め、そこでの様々な出会いを楽しみにしている。ワルシャワ:2018/4/17(火)06:20