top of page

2391. 研究に関する補足


現在取り掛かっている研究について書き留めた後、またさらに研究について今後の取り組みについて考えていた。「取り組み」とあえて述べたが、具体的に言えばこれから進めていく作業のことである。

実際の論文の執筆に関しては、すでにどのような項目を盛り込んでいくのかの大枠は出来上がっている。さらに、各セクションごとの文章もすでに執筆し始めているという状況だ。

私自身が文章を執筆することを好んでおり、論文を書くという行為の中に喜びを見出すことのできる特性を持っているため、今回の研究論文を書くことに関してもあまり心配をしていない。そのため、まずは昨日に作った時系列データの分析を行っていきたいと思う。

新たな時系列データを作ったことにより、フラクタル次元の特定と統計分析をまた新たに行う必要がある。また、今回研究対象とするMOOCは、フローニンゲン大学が過去に五回ほど提供しており、私が研究を始めた時にはまだ最新版のデータがなかった。

幸いにも、四回目と五回目はレクチャービデオのコンテンツは全く同じであるため、仮に最新版のデータを使う場合にも、これまで作った時系列データは全て使える。ただし、変更が必要なのは、学習成果に関するデータである。

すなわち、レクチャーの完遂率及びクイズスコアとテストスコアについては新たに取得しなければならない。昨日は日曜日であったにもかかわらず、私が金曜日の夜に送ったメールに対して、エスター・ボウマ博士から返信があり、レクチャーの完遂率を算出するためのデータの保存先を教えてもらった。

ボウマ博士のサポートには感謝をしなければならない。データの保存先を教えてもらい、中身を確認すると、確かにデータ量は膨大だが、それに対してRを使わずともエクセル上で簡単に完遂率が算出できるとわかった。そのため、完遂率については何も問題がない。

一方、クイズスコアとテストスコアに関しては、先日確認したところ、まだデータが上がってきていないようだった。もう一度共有フォルダを確認し、そのデータがないかを確認する。

また、共有フォルダのみならず、現在私はフローニンゲン大学が提供するMOOCの製作者用のウェブサイトの権限も与えてもらっているため、そのウェブサイト上にデータがないかを確認する。仮にそれら二つの場所にクイズスコアとテストスコアに関するデータがなければ、やはりまだそれらのデータが上がってきていないのだろう。その場合には、学習成果を図る指標は全て第四回目のものを使うことにしたい。

細かな点で言えば、過去に用いたクイズスコアとテストスコアは、最初に問題を解いた時のスコアではなく、何度かその問題に挑戦した後の最終的なスコアの可能性があるため、もう一度その点を確認し、一回目のテストスコアを用いるように注意したい。

今回研究対象とするMOOCでは、クイズに関しては無制限に何度もクイズ問題を解くことができ、テストに関しては三回までの挑戦権がある。そのため、二回目以降のスコアを用いてもほとんど意味がないであろうから、一回目の挑戦時のスコアを活用するようにしたい。

理想を言えば、今週末からの中欧旅行の前に上記の作業を全て完了させておきたい。そうすれば、旅行から戻ってきてからは、本格的に論文の文章のみに集中することができる。

木曜日に行われる最終試験と現在取り組んでいる諸々の協働プロジェクトとの兼ね合いを見ながら、上記の事柄に取り掛かっていきたい。フローニンゲン:2018/4/9(月)07:50

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page