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2369. バッハの優れた演奏者と作曲の新たな習慣に向けて


今日は早朝からバッハの曲をかけている。ここ最近、毎朝一人作曲家を選び、一日中その作曲家の曲を聴いているため、今日はバッハを聴き続けることになるだろう。

これまではグレン・グールドの演奏ばかりを聴いていたため、他にバッハの優れた演奏者がいないかどうかを調べてみた。すると何人かの演奏者を見つけることができた。

スヴャトスラフ・リヒテル、ロザリン・テューレック、フリードリヒ・グルダ、タチアナ・ニコラーエワの演奏をまだ聞いたことがなかったので、早速彼らの演奏をSpotifyを経由してダウンロードした。

今日はリヒテルが演奏する平均律クラヴィーア曲集を聴き続け、明日はまた別の演奏者のものを聴きたいと思う。

時刻は九時を迎えたが、早朝と同じようにまだ天気が良い。ここ最近は冴えない天気が続いていたが、日々の天気がどれだけ鬱蒼としていても、自分の内側にはある種の爽快さが満ち溢れている。自分の内面世界に存在する爽快さを見つめながら、今日の仕事に取り組みたいと思う。

先ほど、過去の日記を少しばかり編集していると、季節ごとに自らの思考や感覚の色や形が変化していることに気づく。ここにも、内面宇宙と外面宇宙の連動がはっきりと示されているように思った。

外の世界の天気にせよ、気温にせよ、そうしたものが一つの季節を形作り、それが私の内側に影響を与えていることがよく分かる。私たちという存在が置かれた環境によって育まれるというのも非常に納得する。

これはこれまでに形や角度を変えて何度も取り上げてきたことであるが、私たちの思考や感覚の深まり、そして存在の深まりはその人物と置かれた環境による相互作用によって徐々に実現されていくものなのだ。

リヒテルが演奏するバッハはとても心地よい。グールドの演奏とはまた違った良さがここにある。優れた演奏者というのは、本当に単なる機械ではないのだ。

自らの思想を演奏の中に込め、自らの音を創造できるのが傑出した演奏者の一つの要件なのだと思う。そうしたことを考えると、グールドもリヒテルも、自らの音を創造したという点において、非常に偉大な演奏者だと思う。

明日以降聴こうと思う、テューレック、グルダ、ニコラーエワの演奏も楽しみである。自分も自らの創造物をこの世界に形にしていきたいと思う。

昨日から、新たな曲を作るための作曲実践を就寝前ではなく、午前中か午後に行ってみて正解だったという感触がある。やはり作曲が一つの創造行為であり、抽象的な記号の操作を伴う問題解決の側面を多分に帯びているため、一日の最後にそうした活動を行うというのは賢明ではなかったように思う。

一昨日にそうした習慣を改め、午前中か午後に作曲実践に取り組むようにし、就寝前は作曲の理論書に掲載されている具体例から曲の構造的なパターンを掴むことに時間を充てるようにした。後者に関しては、作曲ソフト上に自らの手で音符を並べ、並べられた音符から奏でられる音を五感を通じて感じる中で構造的なパターンを捉えていくという実践のため、何かを新たに生み出すほどのエネルギーは必要ではない。

今日もこのような形で作曲に向かい、午前午後、そして就寝前のそれらの実践を確実な習慣としたい。フローニンゲン:2018/4/4(水)09:32  

No.944: A New Solution for My Research

Because I’ll participate in a pipe organ concert in St. Stephen’s Basilica at night, I came back to the hotel early in order to rest for a while.

While I was using a jacuzziin a pool, I came up with a new idea about my research.

I remember that I was a little bit struggling with how to analyze the data sets, I found a solution all of a sudden.

I can feel that I’m fully energized to continue my academic research. I look forward to working on my research again after I come back to Groningen. Budapest, 14:54, Thursday, 4/19/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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