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2365. 存在が曲になる日に向かって


昨夜作曲実践を終えて就寝しようと思っていた時、作曲実践を行う時間帯とその取り組み方に新たな工夫をしてみようと思った。今のところ私は大抵、夜の就寝前に作曲実践を行い、仮に日中に時間を見つけることができたら、その時間帯には作曲理論に関する専門書を読むようにしている。

まずこの時間帯を逆にしてみる方が良いのではないかと思った。昨夜も感じていたのだが、どうも夜の就寝前は時として集中力が高まらない時があり、そうした時間帯に新たなものを創造していくというのはなかなか大変だと思っていた。

やはり何かを創造することに関しては、私にとっては午前中や夕方までの時間帯の方が望ましく、午前や午後に一つの曲を作るようにしていきたいと思う。では就寝前には何を行うかというと、確かにそこでは作曲理論に関する専門書を読み進めていきたいと思っているが、その際に工夫をしたいと思う。

昨日改めて気付いていたのは、作曲の技術を高めるためには、兎にも角にも数多くの優れた作品に触れることを通じて、曲の構造的パターンの認識を豊かにしていくことが大事だということだった。まさに将棋やチェスの名人が膨大な実践を通じて獲得していった豊穣なパターン認識と同様のものを、私は作曲という領域において獲得していきたいと思う。

そのためには、作曲理論の専門書の中に紹介されている無数の具体例とより真剣に向き合っていくことが大切だ。この点については以前にも言及していたように思うが、過去の偉大な作曲家が残した作品の断片からパターンを認識することについてはより意識的になり、しかもそれを単に意識するのではなく、毎日の習慣的な実践にまで高めていきたいと思う。

その実践をまさに毎晩短くてもいいので行う。方法としては至ってシンプルであり、理論書の解説文言を読むことに集中するのではなく、作曲ソフト上に具体例を自らの手で再現し、それを五感を通じて繰り返し聴いていくという方法だ。

とにかく言語感覚的な認知能力を発揮するよりも先に、作曲ソフト上に自分の手で一つ一つ音符を並べ、それらを五感を通じて聴くということを通して身体感覚的に曲の構造的パターンを把握していくのである。身体感覚的に曲の構造的パターンを把握していくことの重要性は、私にとって極めて大きい。

とにかく日記を書くように、呼吸をするように曲を生み出すことができるようになる境地に至るには、そうした身体感覚的なパターン認識が不可欠だ。自然に淀みなく曲を創造していくために、この実践は不可欠になるだろう。

今私が使っているMuseScoreという作曲ソフト上に、まずは書籍ごとの音楽シートを作る。とりあえず今の私の焦点は、転調、ハーモニー、フーガであるため、それぞれModulation_Max Reger、Harmony_Walter Piston、The Study of Fugue_Alfred Mannというように、書籍のタイトルと著者が付された音楽シートを作る。

その音楽シート上にその書籍で取り上げられている具体例を再現していくのだ。解説文を読むよりもとにかくまずは自分の身体を通じて音を捉えようとすることが大事であり、その後は解説文ではなく、自らの感覚をもとに思考を進め、自分なりにその曲を分析・解釈するということを行う。

最後に余力があれば、少しだけ解説文に目を通すということをしていく。解説文を真剣に読むのはもっとずっと後になってからでいい。

午前中か午後に作曲実践を行い、夜に曲の構造的パターン認識の実践を行うということを今日から始めたい。これをこれから毎日数年間行い続ければ、数年後には少しずつ、日記を執筆するかのような、呼吸をするかのような形で曲を生み出すことができ始めているのではないかと期待する。

言葉を発するのと同じ次元で、文章を執筆するのと同じ次元で曲を作れるようになりたい。自己の存在が言葉となり、自己の存在が曲になるように、これから毎日上記の実践を続けていく。フローニンゲン:2018/4/3(火)08:01 

No.940:Glowing Spring Wind of Warsaw

I’ll leave Warsaw soon this morning.

All the days to stay at Warsaw were fine weather.

I’ll never forget the glowing spring wind of Warsaw. Warsaw, 07:06, Tuesday, 4/17/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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