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2328. 四月からの研究に向けて


夕食を食べている最中、今日も思わず「明るい」という言葉が漏れた。サマータイムに入ったためか、八時を迎えた今も辺りはまだ明るい。

今日は午前中は曇りがちの天気であったが、午後からは太陽が顔を覗かせた。今もその余韻が残っており、夕日が遠くの空に沈んでいくのが見える。

今日は無事に、早朝に計画をしていた全ての仕事を完了させた。研究インターンに関して、他の研究者が同様の——あるいはさらに発展した——データ分析を行えるように、整理したデータとRのコードを共有フォルダに保存した。

四月の中旬より、今回の研究をもとに、ミヒャエル・ツショル教授と協働している研究に本格的に取り掛かろうと思う。その際にいくつか注意するべき点が先ほど頭に浮かんでいた。

研究インターンで行った分析を発展させる形で、今度はオンライン講義のみならず、受講者のコメントに対してもフラクタル次元を三つの定量化基準を用いて特定していく。オンライン講義を分析する際に、講義ビデオは「アウトライン」に分類されているものではなく、「コンテンツ」に分類されているものだけに着目して分析を行った。

これはなぜなら、「アウトライン」に分類されるレクチャーはコースの内容と直接的に関係のないロジスティクス関連の事柄を扱っているからである。受講者のコメントを分析する際にも、「コンテンツ」に分類される講義に対するコメントだけに焦点を絞っていきたい。

一つ厄介なのは、受講者のコメントは講義ビデオとは異った構造のデータを持つ点である。つまり受講者のコメントは、講義ビデオのように単一的な流れを持っておらず、受講者が他の様々な受講者のコメントに対してコメントをするというような構造を持っている、ということである。

そうした特性を持つ受講者のコメントをどのようにして時系列データにするかをもう少し考えていかなければならない。この問題さえ解決されれば、時系列データに対する分析手法は研究インターンで活用したものと同じものを活用できるため、データ分析に関しては問題はない。

いくつか筋が良さそうな方法を考え、この論点を再来週のツショル教授とのミーティングで取り上げようと思う。そのミーティングに向けて、今週末は当該研究の論文のイントロダクションを改めて書き直そうと思う。

ちょうど今日、三つの定量化基準に関する先行文献を調査したため、それらの文献を参考にする形で文章を執筆していく。ミーティングの数日前に、書き直したイントロダクションをツショル教授に送っておこうと思う。

研究と協同プロジェクトでまだ少し慌ただしいが、四月の中旬からはツショル教授との研究に集中できる環境が整うだろう。フローニンゲン:2018/3/26(月)20:14    

No.912: A Hunch of Spring

Although Groningen remains cold, I can have a hunch of spring.

I’ll visit Eastern Europe from the end of the next week, and I hope that Groningen will be warm at that period. Groningen, 08:56, Tuesday, 4/2/2018

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