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2317. 小さな積み重ねの大切さ


クラウド上の論文を早速フォルダに分けた。当然ながら、それによって随分と情報が整理されたように思う。

過去の日記を編集することを怠り、結局1700本の未編集記事がたまってしまったことの反省から、論文の整理はこまめにした方が良いと思った次第である。仮にクラウド上に千本を越す論文があった場合、それらをカテゴリー分類して整理することは時間の要する作業であっただろう。

幸いにしてまた一から論文を保存していこうと思っていたため、大量の論文を一つずつフォルダに分けていく必要はない。クラウド上でフォルダに分けて論文を整理することは、今後様々な点で役に立つように思う。

まずはもちろん、自分が何らかの領域の論文を執筆する際に、参照する論文がどこにあるのかを把握しやすくなる。引用するための論文を探す手間が大幅に削減されたように思う。

その他にも、仮に今後私が何らかの講義を受け持つ時に、課題論文を選定する際にも有益だろう。それに付随して、どの分野のどのような論文を読むべきかの推薦にも非常に役に立つ。

クラウド上に保存する対象は、基本的に読んだ論文の全てである。そうしたことから、どの論文が自分にとって意味のあるものであったかがわかるように、ファイルのタイトルの前に星を打つなどしてレイティングしている。

今のところ星のあるなしだけとなっているので、レイティングに向けて星の数をもう少し増やしてみるのも良いかと思う。論文を読んだ都度、レイティングを含めて、クラウド上にこまめに整理をしながら保存していきたいと思う。

昨夜、就寝前に、過去の日記を編集することの意義について改めて考えていた。実際に昨日は過去の日記を数多く編集していた。

1700本の未編集記事が残っていると考えてしまうと、少しばかり気が重くなってしまうが、少しずつ編集を進めていけば、いつか気づかぬ間に編集が終わっているだろう。とにかく小さく継続的に進めていくことが何においても大切である。

上記の論文の保存という些細なことにおいてもそうであるし、日記の編集においてもそうである。また、日々日記を書き、曲を作ることに関してもそうだろう。

とにかくいきなり大きく始めようとしてはならない。小さく小さく継続的に事に当たることが大切だ。

人間の発達において、マクロな発達はミクロな発達なくしては成し遂げられないのと同じように、自分が従事する全ての活動は小さく継続的に取り組んでいくことを何よりも大切にしなければならない。小さな実践に絶えず専心することによって、気づかないうちにそれが大きく積み重なっていればいいのである。

名前は忘れたが、「小さいことは良いことだ」と述べたオーストリアの経済学者の言葉が脳裏に浮かぶ。とにかく小さな創造物を今日も積み重ねていき、小さな実践を絶えず心がけていきたい。

今日は五時に起床したため、その時間の外の世界は闇に包まれていた。今は六時を回り、この時間帯から世界が明るくなり始めているのだということに気づく。

ちょうど明後日から欧州ではサマータイムが始まる。春に向けていよいよかという心境になる。

この春、私はまた大きな転換期を迎えるような気がしている。こうした大きな転換期も、これまでの日々の積み重ねがあったからに違いない。夜が明けていくフローニンゲンの空を見ながらそのようなことを思う。フローニンゲン:2018/3/24(土)06:15  

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