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2289. 如性に根ざした生き方について


如性。「あるがまま」ということについて新たな意味の展望が開けた。

夕食時のフローニンゲンの空は、オレンジとライトブルーがグラデーションを成した自然美を体現させていた。昼食時に私は食卓の窓から見える景色を注意して見なかったため、夕食を取っている最中は夕暮れ時の外の景色を意識的に眺めていた。

その時ふと、如性に関して新たな意味がもたらされたのである。如性というのは、単にあるがままなのではない。言い換えると、如性を通じて生きるというのは、単純にこの世界の全てを受け入れるだけでは不十分なのだ。

食卓の窓を通じて、小鳥が何か餌を見つけたらしく、それを食べている姿が目にはいった。仮にその餌が何らかの生物であったならば、小鳥に食べられることによって、その生物は死滅したことになる。

そして、その餌のおかげで小鳥は生命を維持することができたことになる。私たちを取り巻く世界では、このようなことがありとあらゆる場所において絶えず起こっている。

自然界のみならず、人間界においても、諸々の社会的な出来事がこの瞬間に世界の至る所で生じている。それは大小を含め、もはや無数の出来事が起こっていると言っても過言ではない。

こうした社会的な出来事そのものは、自然界において小鳥が餌を食べたのと同じように、実は生じては消えていく単なる現象に過ぎない。しかし、私たちはそうした現象に意味を付与し、リアリティを持たせる形でこの世界を生きていくことを宿命づけられている。

つまり、私たちがこの社会で起きている諸々の出来事を一つの出来事として認識するためには、意味を付与するということが行なわれているのだ。ここで「ありのままに生きる」という言葉を掲げ、この世界で起こっていることをなすがままに放置するのは、真の意味で如性に基づいて生きることではないのではないか、という考えが生じていた。

私たちは、社会的な出来事を認識した瞬間に、その出来事に意味を付与する形ですでに関与していることになる。仮に私たちがこの社会の問題を認識し、それをあるがままにしてしまうことは、単なる問題からの逃避ではないだろうか。

繰り返しになるが、この社会における出来事は、私たちが意味を付与することによって具現化するという性質を持っている。そして、私たちが付与する意味というのは、本来絶えず刷新されることによって発展を遂げていくものなのだ。

仮にあるがままを標榜して、この社会現実から目を逸らしてしまうことは、絶えず意味を刷新していくという私たち人間の如性に反した行為だと思うのだ。この世界に蔓延する傍観者的な態度はなんだろう。

人々は如性というものを曲解する形で生きているのではないだろうか。この世界で起こっていることは本当に、小鳥が餌を食べた行為と何ら変わることがない。

しかし、ひとたび私たちがある現象に意味を付与することによって社会的現実を作り出した瞬間に、その現象は大きな意味を持った出来事として立ち現れる。その瞬間、真に如性を通じて生きているのであれば、私たちはその出来事を傍観することなどできはしないと思うのだ。

なぜなら、その出来事がどのような性質を持っているにせよ、それらは絶えず意味を刷新することを私たちに突きつけているからである。この現実世界において真にあるがままに生きるというのは、現実世界で生起する意味の刷新に積極的に関与してくことなのではないだろうか。

この社会の出来事に付された意味を積極的に作り変え、新たな意味を紡ぎ出していくことが真の如性に根ざした生き方なのではないだろうか。フローニンゲン:2018/3/18(日)19:53   

No.889: Final Day of the Internship

This is the final day of my internship. I’ll wrap up my analysis and start to write the final report.

Because a meeting to report the results of my analysis will come soon, I’ll prepare for making a succinct summary of the results.

Yet, the report should include every necessary information so that my supervisors can understand the meaning of the results.

In the afternoon, I read some articles to bolster my claim to choose standardized dispersion analysis instead of detrended fluctuation analysis.

These articles would be useful not only for this internship but also for my thesis. Groningen, 17:37, Friday, 3/23/2018

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