top of page

2278. 疲弊の原因とその対策


昨夜から激しい風が吹き始め、今朝は強風の音に目を覚ました。起床直後、寝室の窓の向こうから風の轟音が聞こえてきた。

起床した六時半にはすでに空が明るくなっている。ちょうど来週の日曜日の深夜から欧州はサマータイムに入る。

日照時間は順調に伸びているようだ。一方で、気温に関しては相変わらず低い。

今の気温はマイナス3度であり、今夜にはマイナス7度に到達する。裸の街路樹が激しい風に揺られ、カラスがカァーカァーと鳴いている。今朝は他の小鳥の鳴き声が聞こえない。

昨日、インターン先のオフィスから自宅に戻ってきて夕食を摂ると、そこからは何かをする気力がなかった。専門書や論文を読んだりする気力もなく、新しく曲を作る気力もなかった。

また、日記を執筆することもできなかった。オフィスとの往復に合計で一時間ぐらい歩いているのだが、それによる疲労だろうか。

しかし、それくらいの歩行であればいい運動に過ぎず、実際に私は定期的にそれ以上の距離を走っている。そうしたことを考えると、疲れの要因は他のところにあるようだ。

やはりオフィスという他の人たちがいるところで働くことに疲労感を感じるのかもしれない。興味深いことに、同じフロアで働く人は少なく、私一人に一つの部屋が与えられているのだが、それでもオフィスという空間は私にとって心底落ち着ける場所ではないのかもしれない。

環境としては申し分ないほどに快適なのだが、精神的な落ち着きつは、物理的な環境の快適さを超えた要因によって生み出されるのだろう。インターン先でも相変わらず、昼食後少ししてから仮眠を取るようにしている。

部屋の中にソファがあり、そこで昨日も少しばかり仮眠を取っていた。そうしたことから考えると、オフィスでは随分とくつろぐことができているように思うのだが、やはり何か引っかかるものがあるように思える。

自宅の書斎にいる時は、意識的に科学研究だけではなく、様々な探究や実践を行うように心がけている。一方、インターン先のオフィスではどうしても科学的な研究だけに集中してしまう。

特に、昨日もずっとデータ分析ばかりを一人で黙々とやっていたことが、もしかしたら昨夜の何とも言えない疲労と関係しているのかもしれない。今回のインターンの趣旨と目的として、データ分析に焦点を当て、科学研究だけに集中するというのは当然と言えば当然である。

だが、仮に今後どこかの大学に所属して研究をすることになれば、オフィスの中でも積極的に科学研究以外のことにも従事したい。音楽を聴きながら研究をするだけではなく、実際に休憩として作曲をしてもいいだろう。

日記についても、日本語でもいいからもう少し積極的に文章を執筆するというのもいいだろう。昨日の件から得られた示唆は、どうやら私にとって、複数の実践領域を行き来することが心身を最も健全に保ち、心身を最も活性化させることに繋がるようだ。

一つの実践領域に邁進することは十分に尊いが、仮にそれによって心身が疲弊をしてしまっては元も子もない。今日は土曜日ということもあり、ゆっくりと複数領域の実践に従事したいと思う。

そうした形で自分のライフワークを進めていく。フローニンゲン:2018/3/17(土)07:11   

No.878: Developmental Processes of Aesthetic Experience and Music Composition

My zest for investigating developmental processes of aesthetic experience and music composition emerged again.

My approach would be delving into how meanings of beauty in a specific domain (e.g., music) evolve and how people acquire music composition skills.

Both can be examined in a qualitative and quantitative way by making use of developmental and complexity science perspectives.

Because I purchased some books for my future research on aesthetic and music, I’ll be able to come up with some concrete ideas of how to collect and quantify data. Groningen, 17:30, Wednesday, 3/21/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page