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2247. 霧と白い光り


今日は非常にゆったりと起床した。七時前に起床し、七時過ぎから一日の活動を開始した。

このような日曜日があってもいいと想う。起床してすぐに気づいたのは、外の世界が霧に包まれていることであった。

深く白い霧が辺りを包み、書斎の窓からはほとんど何も見えなかった。しかし、今は徐々に霧も晴れ、視界が良くなりつつある。

今朝方見ていた夢は、全体としての記憶は薄れているが、断片的にとても印象に残っているところがある。私は昔からの友人三人と一緒に、四人乗りの小さな飛行機に乗っていた。

ところがこの飛行機は、空を飛ぶのではなく、パイプ管の中を進んでいた。ある箇所で飛行機が止まり、外に降りてみると、そこには比較的大きなスーパーがあった。

スーパーの中の品には全て英語のタグが貼られていた。そこから察するに、ここは欧米のどこかの国だと思った。

実際に、スーパーの中には欧米人の姿をちらほらと見かけた。私は結局このスーパーで何も買わず、先にスーパーから外に出て、飛行機に戻った。

すると程なくして友人が戻ってきたため、再び出発した。しばらく機内で友人たちと話をしていると、再び飛行機が止まった。

そこでもまた外に降りてみると、先ほどと同じスーパーがそこにあった。しかしよくよく見てみると、先ほどのスーパーとは何かが違うように思えた。

試しに中に入ってみると、今度はスーパーに置かれている品々のタグが全て日本語であった。店内の品々は、先ほどのスーパーよりも安かった。

店内をぐるりと一周してみると、そこには日本人の姿しか見れなかった。結局私はここでも何も買わず、スーパーを後にした。

再び飛行機に戻り、私たちは目的地もわからないままにパイプ管の中をまた移動し始めた。するとあるところで飛行機が何かにぶつかる音が聞こえ、突然止まった。

飛行機の先頭にある窓から外を見ると、どうやらパイプ管の出口に到着したようであり、そこはこの世界との結節点のようであった。だが、窓の外から光の指す方向を眺めると、パイプ管の出口と地上との高さの差はかなりのものがあった。

私はパイプ管を進む飛行機の様子を観察していた時、この飛行機は空を飛ぶことはできないと思っていた。仮にこの出口からこの飛行機が身を乗り出すと、空を飛ぶことなくそのまま地面に落下することがわかっていた。

しかしそうした心配をよそに、飛行機はパイプ管の出口からじわじわと身を乗り出していった。私が懸念していた通り、飛行機は空を飛ぶことなく、地上に向かって激しい勢いで落下し始めた。

機内の中で私は死を覚悟した。周りにいる友人たちも同じ覚悟を持っているようだった。

:「あっ、終わったね」

友人A:「うん、そうだね」

なぜだかわからないのだが、機内にいた私たちは、これから飛行機が地面に墜落し、全員命を落とすことがわかっていたのだが、皆いたって冷静であった。友人たちは安堵感に満ちた笑顔すら浮かべている。

私たちはどうやら死というものを超越していたらしい。ただし、私には一つ懸念していることがあった。

落下する飛行機の重力と速度を感じながら、この飛行機が地面に衝突した時、私たちはどのように死ぬのかということだった。つまり、いかように肉体が消滅するのかが懸念事項として上がっており、端的には痛みや苦しみを伴う死であれば、それは避けたいという考えがあった。

そうした考えを持ちながらも、飛行機はみるみるうちに地上付近まで落下していた。地面に衝突するほんの直前に、突然辺りが真っ白な光に包まれた。

そこで夢の場面が変わった。

この夢について思い出してみると、どこか不吉かつ不気味なものが含まれているのだが、それでいて飛行機が落下中のあの安堵感はなんだったのかと不思議に思う。

そして、飛行機が地面に衝突するほんの直前に見たあの白い光はなんだったのだろうか。

ふと顔を上げると、外の世界の霧がほぼ晴れていた。日曜日が静かに始まろうとしている。フローニンゲン:2018/3/11(日)07:38   

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