2232. 深い霧の朝に
- yoheikatowwp
- 2018年3月12日
- 読了時間: 3分

今朝はいつもより少しゆったりと六時半に起床した。起床直後の部屋の温度は低くなく、湯船に浸かることをせず、シャワーを浴びてから一日の活動を開始させることにした。
ちょうど七時頃から今日の活動を始めた時、書斎の窓の外は一面霧に包まれていることに気づいた。とても深く白い霧が今もまだ辺りを覆い隠している。
雪景色とはまた異なる幻想的な世界が今この瞬間に広がっている。街路樹に植えられた裸の木々とその向こう側に見える赤レンガの家々がぼんやりと佇んでいるのがかすかに見える。
そのような景色を眺めながら、今朝方の夢について思い出していた。
今朝方の夢は二つの部分に分かれていた。最初の夢は、小中学校時代の友人と高速道路をドライブする内容だった。
ドライブと言っても普通の車ではなく、枯れ草を運ぶような荷台を三つ連ねて、三人が各々一つの荷台に乗って高速道路の上を移動していた。その速度は歩く速度よりも遅いぐらいであった。
高速道路の端をゆっくりと走行し、時にスピードを上げるために、端にある手すりにつかまり、私たちはそれを押し放すことによって速度を上げようとしていた。高速道路の中腹に差し掛かると、大きな坂道が現れた。
先頭の荷台に乗っている友人が、走行するエネルギーが切れ始めたのか、速度がさらに遅くなった。そして、突然彼の荷台が止まった。
真ん中にいた私と一番後ろの荷台に乗っていた友人は先頭の友人の様子を心配し、一度荷台から降りて彼の様子を見ることにした。どうやら、十分な食事を撮っていなかったらしく、エネルギーが切れてしまったようだった。
私たちは走る順番を変えることにし、そこで夢の場面が変わった。
次の夢の中では、大きなワークショップ会場に私はいた。そこで行われていたのはワークショップではなく、大学に入学するための選考であった。
私はある大学院に客員研究員として募集をしていた。まさにその大学の選考会がそこで行われており、学科長が色々と話をしていた。
私は修士課程でも博士課程でもなく、客員研究員としてのポジションに応募していたのだが、選考基準はどれも同じだったようだ。一言で述べれば、学科長が大切にする資質と能力を備えているかどうか、そして学科長自身がこれから高めていきたいと思っている能力を有しているかどうかだった。
合計で600人ほどの応募があったらしく、私は幸運にも採用者の10名に入った。学科長はその場で採用者の名前を呼び、私の名前は三番目に呼ばれた。
学科長:「明日正式にメールで通知しますので、少々お待ちください」
そのように学科長が述べると、一堂は部屋から解散し始めた。部屋から出る前に、私は学科長に一言だけ挨拶をしに行った。
ちょうど学科長が誰か別の人と話をしていたため、私は少し距離を空けて別れの挨拶だけを述べた。するとその学科長は、ジェスチャーで私の挨拶に答えた。
かねてから研究を続けたいと思っていた大学で採用されたことは、私にとってとても喜ばしいことだった。少しばかり興奮した状態で、歓喜の中その会場を後にした。
そこで夢から覚めた。夢から覚める直前、歓喜の中で会場を後にしている時、私の横には韓国人か中国人の友人がいた。
二人であれこれと話をしながら、人混みをかき分けながら歩いていた姿が脳裏に焼き付いている。しかし、どのような話をしていたのかは覚えていない。
フローニンゲンの朝はまだ深い霧に包まれている。ゆっくりと今日一日の活動を開始しようと思う。フローニンゲン:2018/3/7(水)07:29
コメント