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2110. あのおじさんと自己超越


冷たい木枯らしが外の世界に吹き荒れている。風がゴーゴーと吹く音が聞こえて来る。

今日はサンサーンスのピアノ曲を聴きながらオフィスで研究を進めていくことにした。これから午前中の研究に取り掛かろうと思うが、その前にまだ書き足りない何かがあるような、つっかかりが自分の内側にあることに気づく。

絶えず文章を書くという実践的生活に関して、今後はより量と質が充実してくることを願う。絶えず曲を作るということに関しても全く同じであり、両者の絶え間ない創出実践は本当にまだ始まったばかりなのだと思う。

これから数年間かけて、それらの実践生活の基盤をゆっくりと構築していきたい。それらはこれから80年、あるいは90年続けていくライフワークの一端を担うであろう極めて重要なものなのだから。

自己規律と健全な自己批判を絶えず伴わせた形で実践を続けていく意義。それについて、今日はオフィスに向かう途中にもう一つ重要な光景を目にしていたことを思い出した。

オフィスに向かうサイクリングロードの最後の分岐点には小さな公園がある。その公園には、スポーツジムに置かれているようなレッグマシーンのようなものが何台か地面にポツリと置かれている。

それは足を前後に振るものと、左右に振るものの二種類があるようだ。私がオフィスに足を運ぶのは毎週月曜日と金曜日だけなのだが、その日の同じ時間に、決まって同じ中年男性がそのレッグマシーンを使ってトレーニングをしている。

今日もこの極寒の中、暖かい格好をしてニット帽をかぶりながらそのトレーニングマシーンを使って懸命に両足を動かしていた。私はいつもこのおじさんのトレーニング風景を眺める。

「今日もやってる」と私は思わずつぶやいた。このおじさんの中にも、克己と健全な自己批判の精神が宿っているのだろう。

彼が一体何を目的に、どれだけトレーニングをしているのかは定かではない。しかしながら、その中年男性と私との間には共通するものが多分にあるだろう。

そのおじさんのトレーニング風景を歩きながら眺めた後、大抵私はまた走り始める。身体が動くのだ。それはおそらく、自己の内側の感情が動かされたからに他ならない。

オフィスの窓から外を眺めると、今日はとても穏やかな冬の一日に思える。確かに木枯らしは吹いているようだが、それでも太陽の優しい光を見ていると、冬の平穏さを感じる。

このような日は、両手をいっぱいに広げて、この広大な世界そのものと同一化したいというような気持ちになる。昨日、オンラインで講演をさせていただいた時、一人の聴衆の方から私も驚いてしまう質問を受けるという幸運を得た。

それは、私自身と世界との境界線の溶解を示唆する質問であった。おそらくこれまでの私は、徹頭徹尾、強靭な自己を構築するプロセスの最中にあったのだと思う。

もしかすると、それはまだまだ続くことなのかもしれないが、今はそうした衝動は弱まっている。キーガンの発達理論にせよ、クック=グロイターの発達理論にせよ、ウィルバーの発達理論にせよ、自己を超越する段階に至るためには、点として究極的な自己に至ることが必須の要件となる。

脆弱な自己を超えることは容易であり、それは真の意味での自己超越でもなんでもない。困難なのは、究極的な一点としての自己に至ることであり、そこからその一点を超えていくことなのだと思う。

数学空間において、点は面積を持たないため、存在していないとも言えるし、存在しているとも言える。そうした点としての自己を超えていくのかがどれほど難しいかは想像に難くない。

繰り返しになるが、私はおそらく究極的な点としての自己に向かう道をこれからも歩み続けながらも、同時にそれを超越していく方向に向かっていくのだろう。

今日という新たな一日が大きな手を広げて自分を出迎えているかのような感覚が、その方向性の正しさを暗に示している。フローニンゲン:2018/3/2(金)10:27    

No.829: 9th Day of the Internship

I’ll work on the data analysis with a different quantification criterion than that I applied last week.

Today, I’ll apply the criterion of stop words such as “a,” “and,” “you,” and so on.

I had a problem with R codes last week when I tried to apply the criterion.

The first task today is to solve the problem.

Once I solve it, it will be not so difficult to conduct a data analysis because I can utilize the same analytical procedure that I used last week.

I hope to finish the second analysis by the end of today. If I complete it early, I’ll start to write a short report for the results of the analysis. Groningen, 09:51, Monday, 3/5/2018

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