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2104. 知識体系の構築に向けて

March 5, 2018

たった今昼食を摂り終え、少しばかり文章を書き留めてから午後の仕事に取り掛かりたいと思う。昼食を摂りながら、先週の爽快な冬の空が広がる晴天の日について思い出していた。

 

今この瞬間も、冬の青空が広がっていることに変わりはない。しかし、今日はいかんせん寒さが厳しい。

 

昼食前に、日本とつないだオンラインの講演に登壇させていただいた時、今日の東京の季節感について話を聞く機会があった。どうやら東京は春一番が吹き、今日の気温はとても暖かかったそうだ。

 

フローニンゲンでは、太陽の光は徐々に春らしくなっているのだが、気温は相変わらず厳しい。

 

今日はこれから、早朝に読み進めていたオットー・ランクの書籍の続きを読むことにする。400ページを越す分厚さを持っているが、各ページの分量はそれほど多くない。

 

本書は、ランクが心理学の観点から芸術や芸術家を論じたものであり、参考となる記述が随分と多い。自分自身の芸術論を構築していく上で、非常に多くの洞察をもたらしてくれるように思う。

 

早朝に読み進めていた時には、何箇所にもわたって印とコメントを付していた。それらの箇所は今後の自分の思想を育む上で大きな助けとなるだろう。

 

可能であれば、目次を眺めた時に印を付けた全ての章を今日中に読み通すことができたらと思う。

 

欧州での生活を始めて以降、いくつもの個人的な課題というものが浮き彫りになってきたのだが、その中でもいかに知識体系を自己の内側に構築していくかは、今の私にとっても継続している課題である。

 

学術研究をしようにも、協働プロジェクトに従事しようにも、作曲をしようにも、知識体系があまりにも脆弱すぎるということを頻繁に実感する。これは嘆いてもしょうがないのであるが、その事態についてはよく嘆きの声が漏れる。

 

おそらく、知識の性質と知識を獲得するプロセスそのものを見直す必要があるだろう。その点に関して、今所属している実証的教育学のプログラムは、学習理論や教授法を含め、実践に資する知識をいかに獲得していくかのプロセス対して随分と多くの示唆を私に提供してくれているように思う。

 

一つ今の私の傾向として好ましいのは、純粋に書籍や論文を読み続けるような日々を過ごしているわけではなく、それよりもむしろ、日々絶え間なく表現活動に従事しているということだろう。具体的には、学術論文の執筆であり、日記の執筆であり、曲を作るということだ。

 

ここからはおそらく、知識というものに接する瞬間、すなわち書籍や論文に触れた時の自己のあり方とそれへのアクションを変化させていくことが重要になるだろう。

 

ランクの書籍をある程度読み終えたら、今度は全く分野が異なるが「トレンド除去変動解析」の手法に関する学術論文と、作曲上のフーガの技法に関する専門書“The Study of Fugue (1958)”を読み進めていきたいと思う。

 

その際に、知識との向き合い方に関して今の私が考えている最適な方法を適用してみたい。フローニンゲン:2018/3/1(木)13:24

 

No.823: Scaffolding Effect

 

Whenever I compose music, I always refer to a music score of one of the previous great composers. 

 

I must say that it can play a significant scaffolding role for me. 

 

It stimulates my music mind and helps me to create music. 

 

I’ll continue to refer to their music scores at least for three or four years from here until I compose around one thousand works. 

 

I’ll then start to walk on my own path. Groningen, 08:49, Saturday, 3/3/2018

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