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2093. 午前中の研究結果から

March 2, 2018

午前中の研究がひと段落つき、昼食を買いにオフィスを後にした。キャンパス内にあるスーパーに行く道中、気温がひときわ寒く感じられた。

 

間違いなく早朝の方が気温が低いと思うのだが、体感としては昼食前の時間の方が寒く感じられた。身が縮むような寒さの中を私は歩いていた。

 

今私がインターンとして所属しているのは、フローニンゲン大学の「教育イノベーションセンター」という部署であり、その部署がある建物と繋がっている経済学科の建物を通り、スーパーに向かった。

 

経済学科の建物から一歩外に出た時、目の前に広がる河川が凍っていることに気づいた。二人の学生が凍った河川の上に立っており、その上に寝転んだりして遊んでいる。

 

かねてから噂を聞いていたが、本当に河川が凍るのだ。以前、教育学科のダニー・コストンス教授と立ち話をした時、昔は頻繁に河川が凍り、その上をよくアイススケートしたものだ、という話を聞いた。

 

現地のオランダ人ではない私にしてみれば、オランダの冬は非常に寒さが厳しく感じられるのだが、コストンス教授に言わせてみると、ここ十数年の間に随分と冬の気温が高くなったそうである。

 

凍った河川の上に立つ二人の学生を見ながら、私も試しに河川の上に立ってみたいと思った。結局今回はその実験をすることをしなかったが、「試しにやってみる」という意識を何に対しても持っていることを再認識した。

 

スーパーで昼食を購入し、再びオフィスに戻っている最中、午前中の研究を振り返っていた。今日の午前中の研究は非常にはかどった。

 

嬉しいことに、私が立てていた仮説の通り、対象とするMOOCの各週の講義は、異なるフラクタル次元を持っていることが明らかになった。プログラミング言語のRを用いてフラクタル次元を特定した時、時系列データの表面的な外観を見ていてはわからないことがあると改めて思った。

 

フラクタル次元とは、時系列データに潜む構造特性であり、トレンド除去変動解析などの方法を使ってそれを特定することができる。時系列データに潜む構造特性を明らかにした時、次なる研究アイデアが思い浮かんだ。

 

現在ミヒャエル・ツショル教授と行っている研究が無事に完了すれば、今度はその新たなアイデアを検証してみたいと思う。簡単に述べれば、MOOCの講義データを基にして生成された時系列データと、学習者のオンラインコメントを基にして生成された時系列データのシンクロナイゼーションの度合いを測定していくものだ。

 

昨年学習した「交差再帰定量化解析(CRQA)」を用いれば、二つの時系列データがどの程度シンクロナイゼーションをしているのかを分析することができる。様々な観点から、二つの時系列データのシンクロナイゼーションの度合いを測定していくというのは非常に興味深い。

 

近い将来の研究に向けてメモを取り、これから午後の研究に取り掛かる。午後からは、午前中に特定されたフラクタル次元と、学習者の各週のテストスコア、そして各週の講義の完遂率との間に存在する相関関係を特定していく。

 

その後、各週の講義が持つフラクタル次元が各週のテストスコアと完遂率にどれだけ影響を与えているのかを、回帰分析によって明らかにしていこうと思う。フローニンゲン:2018/2/26(月)13:08 

 

No.812: Research Meeting

 

I had a meeting with my thesis supervisor.

 

First of all, I reported the progress of my research. More specifically, I explained about the results of the initial data analysis. 

 

Then, we started to discuss the underlying theory of detrended fluctuation analysis (DFA). 

 

I realized that I had to comprehend more details of DFA. By the next meeting, I’ll read several articles about DFA to solidify my understanding. 

 

Also, I’ll examine some articles on the features of good texts so that I can come up with more possible metrics. 

 

Since I can work on a part of this research during the internship, I’ll grapple with finding out another possible unit of analysis. 

 

So far, I defined it as sentence lengths, but I can expand it to paragraphs. Groningen, 16:36, Tuesday, 2/27/2018

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