2050. 本日のインターンを振り返って
- yoheikatowwp
- 2018年2月20日
- 読了時間: 4分

本日より、インターン先の私のオフィスの隣の部屋の教授が海外から帰ってきた。早朝に私がオフィスに到着した時、隣の部屋にいる教授はすでに仕事を始めており、電話の最中だった。
開かれたドア越しに、教授と私は手を上げて挨拶を交わした。その後、午後までずっとその教授は会議に参加しているのか何かでオフィスを離れていた。
昼食後、データの整理に取り掛かっていると、その教授がわざわざ私の部屋までやってきて挨拶をしに来てくれた。こちらから挨拶をしに行こうと思っていたのだが、データの整理に集中しており、その教授が部屋に戻ってきたことに気づくことはなった。
隣の部屋で働いている教授のファーストネームはハンスという。ラストネームを聞くことはなく、隣の部屋の表札を見ることはなかったので、ハンスの苗字はまだわからない。
だが、挨拶を交わした限りではとても人の良さそうなオランダ人だ。彼とは一緒に働くことはないであろうが、お互いが気持ちよく働くためにはご近所の人付き合いは大事であろう。
データの整理に没頭し、少し休憩を入れようと思うたびごとに、私はオフィスの窓越しから見えるサッカーコートを眺めていた。オフィスの窓は、自宅の書斎の窓と同じくらいか、それ以上に開放的である。
そのため、オフィスからの見晴らしはとても良い。外は相変わらず寒いのだが、冬の午後の太陽がサッカーコートに降り注ぎ、緑の芝生が輝いていた。
今日は早朝に、もう一人のインターンであるヴィンセントについて日記を書いていたように思う。ゴッホと同じファーストネームを持つ彼とまだ一度も会っていない。
今日も彼宛に二件ほど電話があった。私は電話を受け取るたびに、「ヴィンセントは今日はいません。彼は水曜日にオフィスにいます」と伝えた。
一応彼らの要件を聞くと、大抵電子機器に関するテクニカルサポートの依頼だった。ヴィンセントは私よりも随分と前からインターンとして働いているようであり、テクニカルサポートに関して随分と学内の関係者に頼られているのだな、と実感した。
今のところ、私の電話番号を知っているものは学内でほとんどいないであろう。
今日は隣の部屋のハンスが海外から帰ってきたことに加え、そのさらに隣の部屋の教授もオフィスに戻ってきたようだった。その方とはまだ挨拶ができていないが、彼らがオフィスに戻ってきたためか、これまでよりもオフィスが少し賑やかになったような気がする。
もちろんそれでも極めて静かなことに変わりはないが、今までが妙に静か過ぎたのだ。今日は一日中、ハイドンのピアノソナタをオフィスの中でかけていた。
周りが静かな分、音量は部屋にいる私だけが聞こえる程度にしていた。私の隣の部屋、そしてさらに隣の部屋の教授が戻ってきたこともあってか、今日はオフィス内にオランダ語が飛び交うことが多かったように思う。
オフィスにいると、オランダ語を媒介にして英語脳が活性化され、オフィスにいる間は日本語で日記を書き留めようという意思は一切なくなっていた。米国で生活をしていた四年間は、日本語が活性化されないことを望んでいたのだが、今は少しばかり違う考え方と生活態度を持っている。
今後日本を離れた生活が長くなるにつて、いかに日本語を涵養していくかが自分に課せられていることのように思う。日々の生活の中で本当に意識しなければ、日本語を鍛錬する機会というのはほとんどない。
特に日本語を読む機会は乏しく、日本語を読もうとする意思はどんどんと薄れていく。今はごく限られた限られた著者の日本語を読むことしかなく、しかもそれらは大抵数十年前に書かれたものである。
自分が選んだ限られた和書に時々目を通すことと、日々日本語で日記を執筆することしか日本語を涵養する機会がない。しかし、それらがあることがせめてもの救いであり、むしろそれらさえあれば十分なのかもしれない。フローニンゲン:2018/2/16(金)22:02
No.769: Self-Esteem Needs
As Alfred Adler argues, our strongest needs are to feel secure in our self-esteem.
To satisfy with our self-esteem, we feed on various types of symbols such as money and social status.
Modern people are still at the developmental stage where they have to satiate self-esteem needs.
I think that humans remain immature and poorly developed… Groningen, 18:25, Sunday, 2/18/2018