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2047. 存在の明滅

February 19, 2018

今朝は五時半過ぎに起床し、六時を過ぎた頃に一日の活動を開始させた。今朝は雪は降っておらず、いつものように闇に包まれた静寂さが外の世界に広がっている。

 

今日は研究インターンの四日目の日であり、起床直後に体を温めるために浴槽に浸かった。湯船から上がり、書斎の窓を開けると、小鳥の鳴く声が聞こえ始めた。

 

今もまだ小鳥はずっと鳴いており、その鳴き声は静寂さに浮かぶ小さな波のようにとても穏やかだ。

 

インターン先のオフィスに向けて自宅を九時に出発しようと思う。九時半過ぎから、MOOCチームのリーダーであるトム・スピッツ氏とミーティングをする。

 

今日のミーティングでは、データの保存先を含め、データに関する最終的な説明を受けることになっている。おそらくそのミーティングにはそれほど時間がかからず、長くても一時間弱で終わるだろう。

 

ミーティング終了後、本日一日をかけてデータの整理を行いたい。具体的には、研究対象としているMOOCのデータのフォーマットを整えていく。

 

これをしなければ、プログラミング言語のRを用いたデータ分析が行えない。先週に作り終えた定量化基準をRを用いて適用するためには、分析対象データの整理が不可欠となる。

 

今回の研究で私が対象としているのは、MOOCにおける講義のトランスクリプトと学習者のオンラインコメントの二つである。前者に関してもそれなりの分量があるが、後者に関してはさらに分量が多い。

 

ただし、非線形ダイナミクスの手法を活用する際に、豊富な時系列データがあることは理想的である。今日は少なくとも講義のトランスクリプトをエクセルファイルに落とし込み、データの整理を完了させたいと思う。

 

仮にこのタスクが早く終われば、引き続きオンラインコメントに対しても同様のことを行いたい。とりあえずこのデータ整理を来週の月曜日中に終えることができたらと思う。

 

本日のインターンに向けて文章を書き留めた後、ふと窓の外に再度耳をやると、先ほどの小鳥がまだ鳴いていた。文章を書いている最中には、その小鳥の存在は意識の外にあったのだが、再びその小鳥の存在が意識に上がった。

 

文章を書いている最中にも小鳥は実在していたはずなのだが、それに意識が向かわなかったがゆえに、小鳥は私の意識の世界の中では存在してなかった。これは存在論の古典的なテーマだと思うのだが、この一件は一つの大切なことを私に教えてくれたようだ。

 

私たちは果たして、日々の瞬刻瞬刻において、自分自身に気づいているだろうか。身体を通じてこの世界に実在していたとしても、仮に私たちが自らの意識上において私たち自身の存在に気づかないとき、私たちの存在は無いに等しいものになってしまうのではないだろうか。

 

もし日常において、自らの存在に気付きの意識を当てることがほとんど無いのであれば、それは意識上の世界というこのリアリティにおいて、自己が長らく失われた状態にあることを意味しているように思える。

 

先ほどの小鳥と同じで、私は常に存在しているように見えながら、実は意識上というこのリアリティに存在していない時間の方が多いのかもしれない。

 

存在はこのように明滅するような性質を持っているのかもしれないということ、そして今この瞬間にこのように文章を書いている時が、自らの存在を強く意識するのだということを改めて知る。フローニンゲン:2018/2/16(金)06:54  

 

No.766: Under the Winter Sky

 

Being under the winter sky invokes various thoughts and feelings. 

 

By the way, I notice that we are always under something beyond us. Groningen, 09:08, Sunday, 2/18/2018

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