今朝は五時過ぎに起床し、五時半過ぎから本日の活動を開始した。とても静かな日曜日の朝である。
昨日同様に、書斎の中にバルトークのピアノ曲を掛けながら、早速一日の仕事に取り掛かることにした。昨日も作曲実践に取り組む中で、他の作曲家が残した楽譜というのは実に優れた教材であると改めて思った。
昨日はフォーレの曲を参考にしており、細かく楽譜を辿ってみると、フォーレが作品に込めた意図と技巧の一端が見えてきた。もちろん、今の私にはそれらの全てが見えるわけではなく、あくまでもその一部にしか過ぎないだろうが、こうした発見をもたらすのは意識的にその対象と向き合うからである。
その作品に集中し、意識的に分析を行っていくことでしか見えてこないものがあるようなのだ。一方で、こうした分析を継続していると、ある時その作品からふと大きな気づきを得るようなこともある。
すなわち、その時には意識的に対象と向き合っていなくても、重要な気づきが無意識的に獲得されるようなことが起こる。ただし、こうした現象が起こるためには、やはり前提条件として、それ以前に対象と真剣に向き合ったことがあるかどうかが鍵を握るだろう。
そのように考えると、気づきが意識的にもたらされるものであっても、無意識的にもたらされるものであっても、そうした気づきを得るためにはどこかで対象と真摯に向き合ったことがあるかどうかにかかっているような気がする。
現在継続的に取り組んでいる作曲実践の経験からすると、そのようなことが言える。 今日は休日であるため、早朝のこの時間帯からまずは作曲理論の学習に取り掛かりたい。数日前から読み返している作曲理論のテキストの再読を進め、午前中の半ばあたりで本書の再読を終えることが可能かもしれない。
その書籍にめどがつけば、音楽理論の書籍についても再読を少々行い、福永武彦氏の小説作品を読む。昼食前に、日本企業との協働プロジェクトで用いる資料のドラフトを完成させたい。
午後からは研究計画書の最終レビューを行い、研究アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授にそれを提出する。少し盛りだくさんかもしれないが、夕方には、来月に所属予定の米国の大学院の客員研究員の応募に関する推薦状のドラフトを完成させ、それをサスキア・クネン教授に送る。
そのようなことに取り組みながら本日を過ごしたいと思う。フローニンゲン:2018/1/28(日)06:09 No.698: Application of DSA to Music Education
I just read a scientific article about resilience, which one of my friends published.
This article stimulated my mind, and I convinced myself again that not only the investigation into the resilience of musical performers but also the utilization of dynamic systems approaches to developmental studies in music is crucial.
So far, I’ve never seen any articles of applying dynamic systems approaches to music education.
Although I’ll search for it again, it will not be found…Here is the domain to which I can contribute from my interest and expertise. Groningen, 16:24, Monday, 1/29/2018