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2062. バルトークの音楽宇宙との出会い


これから三月末まで研究インターンに従事する。来週にもう一度、インターンにおけるアドバイザーを務めていただくジャン・ディエナム博士と、昨年にフローニンゲン大学のMOOCに関するワークショップを提供していた実務的な責任者の方を交えてミーティングを行う。

二月の最初の月曜日からいよいよ研究インターンが開始される。ディエナム博士と先日ミーティングをした時に、私が仕事ができるようにオフィスを準備すると述べてくださり、普段仕事を進めている自宅の書斎以外の場所で仕事をすることは、また新たな外部刺激となるだろう。

この研究インターンと並行して、三月末をめどに、日本企業との協働プロジェクトが二つほど落ち着く予定である。落ち着くと言っても、それは現在一緒に取り組んでいるプロジェクトが一旦一つの形になるというだけであって、四月以降もまた今回のプロジェクトをもとに新たな協働プロジェクトを進めていくことになるだろう。

そうした状況にあるのは確かだが、スケジュールを改めて眺めると、インターンと協働プロジェクトが一旦落ち着きを見せる四月の初旬に一週間か十日ほどの短い休みを確保できそうだ。この時に是非とも、以前計画をしていたポーランドのワルシャワとハンガリーのブダペストに訪れたいと思う。

両都市にそれぞれ三日か四日滞在することができれば、随分と二つの都市を堪能できるように思う。多くの場所に足を運ぶのではなく、ワルシャワではショパン博物館、ブダペストではリスト博物館に訪れることぐらいしか今のところ予定はなかった。

しかし今朝方、バルトークの音楽をふと聴いていたところ、そういえばバルトークもハンガリーの出身であることを思い出し、バルトークについて調べてみた。すると、ブダペストにバルトーク博物館があることを見つけ、そこにもぜひ足を運んでみたいと思った。

これまでバルトークのピアノ曲をあまり真剣に聴いてこなかったのだが、早朝から今に至るまでずっとバルトークの曲を聴いていると、何とも言えない魅力のようなものが少しずつ見え始めた。

早朝から聴いていたのは、バルトークが息子のために書いた『ミクロコスモス』と呼ばれる、全153曲からなるピアノのための練習曲集である。この練習曲集を起点に、そこからSpotifyを用いてバルトークのピアノ曲の全集をダウンロードした。

この全集は合計で九時間ほどに及ぶ内容であり、一つ一つの曲の長さを見てみると、短いものが多いことに気づく。バルトークの曲や世界観についてはまだまだ知らないことが多いが、どうも私がバルトークに惹かれ始めた一つの理由は、短い曲を無数に書いていくことを通じて、自身の内側に音楽宇宙を構築したことにあるのではないかと思う。

バルトークの存在、そして彼が創出した音楽宇宙に強く共鳴するものがあったため、早速私は、『ミクロコスモス』の全作品が収められた “Mikrokosmos - Complete (2016)”という楽譜をイギリスの書店に注文し、その他のピアノ作品が収められた“Piano Music of Bela Bartok”という二巻にわたる楽譜をアメリカの書店に注文した。

それらの楽譜をもとに、バルトークの音楽にも範を求め、バルトークの作曲技法と音楽思想をこれから徐々に学んでいきたいと思う。フローニンゲン:2018/1/27(土)09:29

No.697: A Song for Today and Tomorrow

I suppose that we are sometimes inclined to sing a song in a spontaneous way.

I created a piece of music based on the continuous self-organization that we always experience in our daily life. Groningen, 09:53, Monday, 1/29/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

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