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2032. 作曲技術の発達過程を振り返って

January 23, 2018

今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始させた。今日も午前中は、日記の執筆と作曲実践に充てたいと思う。

 

文章を書く習慣に加えて曲を作ることが新たな習慣として完全に定着したようだ。ここのところ、毎日かなりの時間を作曲に充てている。

 

文章を書くことと曲を作ることは、日々の生活をより豊かに実りあるものにするためにも不可欠であり、今後も今のペースで実践を継続させていく。私が作曲理論を学び始めた正確な時期は過去の日記を読み返してみないとわからないのだが、せいぜい数ヶ月前のことだったと思う。

 

当時は諸々の仕事との兼ね合いから、作曲理論の学習に時間を割くことがままならず、作曲実践のリズムを掴むことができていなかったように思う。おそらく真にリズムを掴み始め、作曲実践を毎日行うようになったのは、ほんのここ一ヶ月ぐらいの話かもしれない。

 

年末に大学が休みに入る直前から毎日作曲をするようになり、それを継続させていくことによって、今は毎日曲を作ることが一つの習慣になったようなのだ。ここでも「リズム」という言葉を使ったが、まさに生活のリズムというのは音楽的であり、日々を生きることは音楽的であると改めて思う。

 

そして、日々の生活で生じる全ての思考や感覚は多分に音楽的であり、それゆえにそれらを音楽として表現することが可能であると思う。さらに重要なことは、日々の瞬間瞬間に湧き上がる思考や感覚を音楽として表現することが可能であるということだけではなく、それを実際に音楽として形にしたいという内在的な衝動が自分の内側にあるということだろう。

 

その衝動に抗うことなく純粋に従いながら、今日も曲を生み出していく。気がつけば、欧州での生活を始める数ヶ月前から執筆し始めた日記は2000本を超すほどになった。

 

一方で、この数ヶ月間の中で作ってきた曲の数は、まだ50個に満たない。両者には40倍の開きがあるが、実質上はさらに大きな開きがあるだろう。

 

つまり、内面世界を文章で表現することの力量とそれを音楽で表現することの力量の差は、数字上の開きよりもさらに大きなものに違いないということだ。しかし、改めてこれまで作ってきた50曲を眺めてみると、自分が辿ってきた小さな発達過程を見て取ることができる。

 

人間発達を専門にしているゆえか、興味深いことに、日々の作曲実践の最中においても知らず知らず自分の発達過程をつぶさに観察している自分が存在しており、自分がどのような発達過程にいるのかをある程度冷静に把握しているようなのだ。

 

これまでの過程を改めて振り返ってみると、作曲技術が伸びない停滞期をきちんと経験しているし、ある技術に関しては突然非線形的に飛躍するということも経験している。さらには、習得した技術だけをもとに何も参照することなく曲を作った時と、過去の偉大な作曲家の楽譜を参照にしながら曲を作った時の創造物にも質的差異があることがわかる。

 

前者においては「機能レベル」が発揮され、後者においては「最適レベル」の発揮がなされていることがわかる。このように、技術的な側面だけを見ても様々なことに気づく。

 

技術的な側面に合わせて、作曲理論に関する知識面においても質的変容を遂げていることがわかる。ここからさらに、作曲実践を経て自分の美的感覚がどのように質的変化を遂げていくのかを観察したいと思う。

 

そして今後は、音楽、とりわけ作曲に伴う知識的・技術的な変化と美的経験の変化を研究していくことに力を入れたいと思う。フローニンゲン:2018/1/20(土)07:23
 

No.667: Intelligibility in Music Composition


Of course, music composition is relevant to creating beauty, but as Schoenberg points out, it is related with intelligibility. 

 

The more I compose, the more I can understand Schoenberg’s remark. 

 

When I composed based on one of Bach’s works in the morning, I grasped a sense of intelligibility. Groningen, 13:27, Friday, 1/19/2018

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