歯医者から自宅に戻る途中に、不在届の通知を持って近くの郵便局に立ち寄った。今の自宅のベルは耳につくほど激しい音が鳴るため、いつも電源を切っている。
そのため、外から誰かが呼び鈴を押しても一切聞こえない形になっている。呼び鈴がならないような設定にしていても、ポストに入る郵便物に関しては問題なく、オランダではポストに入らない郵便物も大抵は近隣の住人が預かってくれることになっている。
こうした事情もあり、郵便物の受け取りには困らないし、私の元を訪れる人もいないため、呼び鈴の電源を四六時中切ることにしている。しかし、EU県外の郵便物だけはどうしても本人が受け取らなければならないようであり、そういう時は不在届が郵便受けに入っている。
今回の郵便物に関しても不在届がポストに入っており、それを持って近くの郵便局に行くことにした。郵便物と言っても常に書籍なのだが、郵便局でほどなくそれを受け取り、自宅に帰って早速中身を確認した。
中身の見えないビニール袋に包まれていても、その大きさと硬さからハードカバーの書籍であることがすぐにわかり、注文しておいた書籍のうちのどれがそれであるかは中身を見ずともすぐにわかった。
ビニール袋から中身を取り出してみると、案の定それは、作曲家のウォルター・ピストンが執筆した “Harmony (1978)”であった。ハーモニーに関しては、チャイコフスキーとショーンバーグのテキストをすでに持っているが、最後にピストンのものを購入しておこうと思った。
正直なところ今はまだ誰のテキストが今の自分にとって最も使いやすいのかわからず、とりあえずそれら三名の作曲家のテキストを比較することにした。本日受け取ったピストンのテキストは600ページに及ぶ大著だが、具体例とエクササイズが豊富であり、なおかつ文字も読みやすい。
印象としてはかなり使いやすいテキストのように思える。今後少しずつ本書に取り組んでいきたいと思う。 今日はこれから夕食後にかけて、研究計画書をさらに拡張させようと思う。ちょうど先日、研究アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授から連絡があり、研究計画書の字数制限が幾分拡大されたため、追加で文章を執筆する必要性が出てきた。
これまでの字数制限はむしろ短すぎると感じていたため、私にとっては好都合であった。昨日、追加で文章を執筆するために用いる引用文献を再度調査してみると、いくつか良い論文を見つけることができた。
今回字数が広がったおかげで、それらの論文を発見することができたことは幸運であった。追加するべき文章のイメージはすでにあるため、執筆作業にはそれほど時間がかからないであろうと予想される。
論文の執筆が終われば、残りの時間は作曲実践に充てたい。フローニンゲン:2018/1/19(金)17:27 No.665: Bach’s Works
Since yesterday, I have continued to listen to Bach’s music played by Glenn Gould.
In addition, I’ve recently emulated Bach’s works when I compose music.
Whenever I thoroughly examine his music scores, I can notice his hidden intentions and his elaborate arts.
I’ll refer to one of his works today too. Groningen, 08:59, Friday, 1/19/2018