気が付けば、今日も夜の九時を迎えていた。今朝も早朝の五時過ぎから活動を開始していたためか、午前中にズヴォレの移民局に行ってきたことが、何か今日の出来事でないかのように感じられる。
ここ数日間ほど、日本語で日記を綴るエネルギーのようなものが減退している自分がいたが、今日は再びいつも通りに言葉が流れ出てくるようになった。いつも日々の取り留めもないことを書き綴っているだけであるが、それが逆に日記を書くことの意義のような気がしている。
厳密には、日々の取り留めもないことを書き記すことにより、そこに差異を見出し、日々の瞬間瞬間に生起している現象に自分なりの意味を付与することが可能になる。その積み重ねが日々の充実感に連なっていき、日々の生活に絶え間ない幸福感を流し込む。
少なくとも私は、日々の生活の中で起こる、執筆衝動をくすぐる全ての現象を日記として記録していく。それが自分なりの生き方であり、それが自分の人生を生きることである。 今日は午後の三時半から行われる研究グループのミーティングに参加するために、20分前に自宅を出発した。自宅からキャンパスに向かう最中、私の頭の中は、休暇中にこなすべきことと、幾つかの取り留めもない主題についての雑多な考えで渦巻いていた。
休暇中にするべきことの一つとして、来年の九月から米国の大学院で研究を続けるための応募書類を完成させておく必要がある。分量としては多くないが、その大学院で行う予定の研究に関する計画書を執筆する必要があり、計画書の中に研究アドバイザーの候補と聴講予定のコースを明記する必要がある。
すでに研究アドバイザーの候補になりそうな教授5~6名に連絡を取り、大半の教授から好意的な返信が返ってきた。また、所属期間中の各セメスターにそれぞれ二つほどのコースを聴講する予定であり、それについてもすでに何を聴講するか決まっている。
何をテーマに研究をするかも決まっているため、このドラフトの執筆は、明後日に日本へ向かう最中に初稿を完成させたい。もう一つ応募書類の中で大切となる推薦状に関しては、昨年研究アドバイザーを務めてくださったサスキア・クネン教授に依頼をしようと思う。
この推薦状についてもドラフトを執筆し、その後クネン教授に言葉を付け足してもらうことにする。そのようなことを考えながらキャンパスに到着し、研究グループのミーティングに参加した。
今日のミーティングはいつも以上に早く終了した。おそらく、もう一人のメンバーであるハーメンと私の研究の双方が順調に進んでいるためだろうと思う。
とはいえ、研究アドバイザーのツショル教授から、冬季休暇中に進めておくべき研究課題をいくつか列挙してもらった。日本に一時帰国している最中はできるだけ研究から離れ、心身をリラックスさせたいと思っているため、それらの課題についても、日本への行きの飛行機の中、もしくは空港のラウンジで済ませたいと思う。
いよいよ日本への出発が明後日となった。2017/12/18(月)21:18
No.559: Viktor Frankl and Bertrand Russell
Yesterday, I continued to read various philosophical books, some of which are on my father’s book shelf.
Viktor Frankl provided me with huge inspiration again. Also, Bertrand Russell gave me tremendous insights.
I have to carefully read their books again. I’ll not delve into both works, but I want to mention the existential fact that Frankl and Russel reside in me. 08:06, Thursday, 12/28/2017