今日は午前中にズヴォレの移民局に行き、新しい滞在許可証を入手した。これで来年の12月までは欧州に滞在することができる。
もし仮に、来年アメリカの大学院で研究を続けるのではなく、オランダに残ることに決めたのであれば、再度更新手続きが必要になるだろう。欧州に合計二年間滞在するのか、三年滞在するのかは、アメリカの大学院に受け入れられるかどうかに左右されている。
私としては、もちろん来年に環境を変え、再びアメリカで研究生活を送ることができれば何よりだが、仮にもう一年間ほど欧州に滞在できるのであれば、それはそれで大きな恩恵がある。その場合には、自分の研究と作曲実践に集中し、自分の関心に沿った旺盛な読書と作曲を行う形で日々が過ぎていくだろう。
仮にもう一年ここに留まるのであれば、学内関係でこなすことも一切ないため、毎日自分の選んだ専門書や論文だけを読み、探究の合間合間に作曲実践をするような生活が一年ほど続くことになる。それはそれで全く悪くない。
ただし、繰り返しになるが、私は来年の夏に再び環境を変えることが自分にとって最適なのだと感じている。オランダ、とりわけフローニンゲンは生活環境として素晴らしいが、ここに定住するわけにはいかない。
自分の魂は、やはりまだ幾多の遍歴を欲している。その衝動に従って、私は自分の身体をまた別の国に移したいと思う。
所属予定のアメリカの大学院にはしばらく落ち着くことができるだろう、という予感がある。今のところ、6年か7年ほどその場所に留まっていられるような気がしている。
そこからまた欧州に戻ってきたい。そのようなことを考えながら、私はズヴォレの移民局に向かっていた。
この移民局を訪れたのは、昨年の夏であり、今から一年以上も前なのだが、ズヴォレの駅から移民局への道筋を全て覚えており、これが「エピソード記憶」と呼ばれるものなのだと思った。
イメージとして脳に格納された記憶は鮮明であり、忘れようにも忘れることのできない形で残っているのだと改めて思う。移民局に到着すると、朝一番に訪問したおかげもあり、人が少なく、ほんの15分程度で、更新後の許可書を入手することができた。
思った以上に時間がかからず、私は再びズヴォレの駅に足早に引き返し、プラットホームに待っていた、フローニンゲン行きの列車に乗り込んだ。2017/12/18(月)17:11
No.556: Like My Grandfather Led His Life
I just heard from my mother about my paternal grandfather’s story about how he led his life.
It was a hidden story about my grandfather.
His way of living inspired me so deeply. I’ll definitely lead my life like he did with dignity. 20:34, Monday, 12/25/2017