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1905. 出発と帰還:ターロック・オキャロランの生き様より


人は出発し、人は還るのだ。そのようなことを改めて強く思う出来事があった。

午前中に開いた母からのメールの中に、アイルランドの作曲家ターロック・オキャロランについての言及があったことを先ほど書き留めた。

そこからさらにオキャロランについて調べてみると、彼は家庭の事情から実家を離れ、マクダーモット・ロー家に雇用され、その家の支援を受けながらある時期まで生活をしていたようだ。

18歳の時に失明をし、そこからハープ演奏の修練を本格的に始めたオキャロランは21歳の時に、マクダーモット・ロー夫人の援助を受け、アイルランド中を旅しながらハープ演奏と作曲をすることを決意した。

その後オキャロランは、約50年にわたって、各土地のパトロンのために曲を作り歩いた。私が最も感銘を受けたのは、およそ50年経って、死期が迫っていることを悟ったオキャロランは、世話になったマクダーモット・ロー家に戻ったことである。

そこでオキャロランは、当時の主人であったマクダーモット・ロー夫人と共に数週間を過ごし、最期の力を振り絞って『音楽への別れ (Farewell to music)』という曲を作曲した。

音楽から始まり、音楽で終わる人生。出発から始まり、帰還で終わる人生。

私は、オキャロランの生き様に多大な感銘を受けていた。人生は絶えまない出発の連続だが、真の出発に伴う過酷さと困難さを知っているだろうか。

そして、旅を続けていくことの過酷さと困難さを知っているだろうか。それ以上に、旅から帰還することの過酷さと困難さを知っているだろうか。

しかし、オキャロランの帰還は、きっと幸福さで満たされた平穏なものであったに違いない。今書斎の中で鳴り響く、オキャロランが最後に残した曲、『音楽への別れ』がそれを静かに語っている。

人生の中で私たちは出発し、帰還する。「帰還」という言葉に含まれるものを思うとき、激しい感動の流れが私を襲った。2017/12/15(金)11:15

No.550: From Frankfurt to Narita

Fortunately, I finished today’s work on a train and at the airport.

I’m in a lounge at Frankfurt Airport now.

I’ll take a 10 hour flight from now. During the flight, I can spend all the time to music composition, which gives me tremendous joy.

Probably, I will focus on creating music rather than reading texts.

Alternated states of consciousness evoked by flight would encourage me to create slightly different music than usual. 17:59, Wednesday, 12/20/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)