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1875. やってくる冬への高揚感


今日は午後から雨が降り始め、今もまだシトシトと雨が降り続いている。今日は午後四時半を過ぎると、辺りは既に闇に包まれ始めた。

今日の午後に「応用研究手法」のコースの第三回目のクラスに参加した。今日は前回に続き、“differene-in-difference”という研究手法を取り扱った。

このコースを履修しているのは、ジョージア人の友人であるラーナと私だけしかいないため、クラスではいつも密なディスカッションをロエル・ボスカー教授と共に行うことができる。ボスカー教授は非常に丁寧に一つ一つの概念や研究手法の論理を説明してくれるため、いつも有り難く思っている。

今日のクラスでは、必読論文に対して私が事前に提出した四つの質問を取り上げてくれた。今日のクラスの大半は、私の質問をもとにディスカッションが進んでいったと言っても過言ではない。

前回のクラスから、パワーポイントを用いた説明ではなく、フリップボードを用いてボスカー教授がその都度私たちの質問や意見に対して詳しい説明をしてくださるようになった。基本的にこのクラスは、教育科学におけるいくつかの重要な研究手法に関する論文を読み、論文についての質問をもとに行われていく。

もちろん最初にボスカー教授から、その日に取り上げる研究手法の概略説明があるが、論文に対する質問がまさにこのクラスを作っていると言っても過言ではない。次回のクラスへ向けた課題として、今回取り上げた研究手法と、次回に取り上げる “regression-discontinuity”との違いを明らかにしておく必要がある。

これはまさに、実は私が事前に送っていた補足質問であり、それが課題として出されたため、再度考えるきっかけを得られたと言える。今日はクラスが早めに終わったため、クラス終了後にラーナと少しばかり話をしていた。

校舎の外に出ると、時刻は四時半を迎えたばかりであったのに、辺りは既に暗くなっていた。ラーナ曰く、ジョージアはこの時期でも六時半ぐらいまでは日が出ているらしい。

別れ際にラーナがふと、「今年の欧州は例年以上に冷え込むそうよ」と苦笑いを浮かべながら述べた。今年の欧州の冬は相当に寒くなるらしい。

実際に、明日の天気予報は雪マークである。ラーナとその場で別れ、私は雨が降りしきる中、行きつけのチーズ屋に立ちよることにした。

辺りはもう闇に包まれており、雨がシトシトと降り続けているにもかかわらず、そして今年の冬は例年になく冷え込むという話を聞いた直後であったにもかかわらず、私の心はなぜだか高鳴っていた。

今の私には、この日常世界が輝いて見えている。2017/12/7(木)18:05

No.520: Counterpoint

Because I have gradually become able to write a melody line, I wanted to learn counterpoint.

“The study of counterpoint (1965)” is very useful to accomplish the aim.

Since yesterday, I have begun to read it. Although this book is thin, it contains a number of insightful information about counterpoint.

In addition, the book is written in a dialogue format, it is easy to read.

I will continue to read it today. 07:06, Tuesday, 12/12/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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