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1870. 時空間を超えるゴッホの手紙とハーモニー


昨夜は夕食後に、ゴッホの手紙を少しばかり読み進めた。その進みは遅いが、毎日少しずつゴッホの手紙を読み進めていくのは、私の中での一つの楽しみになっている。

ゴッホの手紙を読んでいる最中は、今から百年以上も前のゴッホの時代にいるかのような感覚に襲われる。手紙を含め、文章が生み出す空間は時間を越えうる。

また、現在自分がいる物理的な空間を超えて、文章が生み出す空間へと参入している自分を眺めていると、文章は空間も超えていく。

ゴッホの手紙を読み進めていると、ゴッホが弟のテオをどれだけ信頼し、まさに二人三脚で画家としての道を切り開いていったことがわかる。ゴッホは常に自分自身のみならず、手紙を通じてテオと対話をしていたのである。

自分自身で行う一人称的対話と他者を通じた二人称的対話が、画家としてのゴッホ、そして人間としてのゴッホを育んでいった。全六巻のうち、今は第一巻を読み進めているが、一連の手紙を読み進めていく中で、ゴッホの画家としての内面的成熟過程と絵画技術に関する発達過程を見て取ることができるだろう。

とりわけ私は、絵画に関する、いや美に関するゴッホの思想的変遷過程に強い関心を持っており、合わせて絵画の方法論に関する発達過程にも多大な関心を寄せている。今日も手紙を開き、ゴッホが生きた時代と場所に自分の存在を投げ入れたいと思う。 昨夜、作曲実践をしている中で、歓喜の瞬間を迎えた。現在用いているテキストを読み進めていると、ある章がハーモニーについて取り扱っており、そこに掲載されていたわずか四小節の楽譜を作曲ソフト上に打ち込み、それを再生してみた。

すると、その音色の美しさに仰天した。あまりの美しさに、私は思わず天井を仰いだ。

美的感覚の中、呆然と口が開いていた。「これがハーモニーなのだ」という強烈な原体験をすることになったのである。

ハーモニーの存在意義とその効果は、私が思っていた以上のものだった。あいにく、現在取り掛かっているテキストは、メロディーを創出することに焦点が当てられており、ハーモニーに関する記述は多くない。

先日注文した作曲関連の書籍の中、三冊ほどがハーモニーに関するものであるため、それらの到着が今から待ち遠しい。当然ながら、モーツァルトも指摘しているように、曲においてメロディーは命であるため、メロディーの創出に関する理論と技術を高めることに精進していく必要が今後もある。

だが一方で、ハーモニーに関する理論と技術も同じぐらいの投入量を持って、その探究を進めたい。今日から読み進めていく数章は、ハーモニーを中心的な話題として取り扱っているため、今日はハーモニーに関してまた大きな気づきと発見を得ることになるだろう。2017/12/6(水)06:50

No.515: Music Composition for the Elderly

If elderly people can find joy in music composition, I hope that they can discover new meanings in their life.

Since the population of the aged increases year by year, I imagine that my research on music may be able to make a contribution to our aging society in a unique way. 15:53, Sunday, 12/10/2017

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