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1820. 新たな研究に向けて


昨日、ここしばらく印象に残る夢を見ていないと述べ、もしかすると夜に印象的な夢を見るかもしれないと述べていた。その予感の通り、昨夜は印象に残る夢を見た。

母と叔父が登場する夢なのだが、それをうまく描写することは難しい。二人の過去に関する話だったということだけをここに書き記しておきたい。

いつかこうした夢の内容についても書き留めておく必要が出てくるであろう。今日は五時半に起床し、六時から仕事に取り掛かった。

今日も昨日と引き続き、ある日本企業のマネージャーとエグゼクティブを対象にした研修がある。昨日は四時間ほどの研修だったが、今日は二時間の研修だ。

時間としては短いが、できるだけ濃密な時間になることを願う。こちらの時間では、研修は朝の九時に終わる。そこからは、自分の研究を前に進めたいと思う。

昨日の段階で、すでに新たな研究の計画書をアドバイザーのミヒャエル・ツショル教授に送った。同じ研究グループに属する友人のハーメンと共に、月曜日にツショル教授とミーティングを行う。

その際に、提出した計画書をもとにディスカッションをすることになる。今日行いたいのは、研究に間接的に関係しているであろう専門書を読むことである。

可能であれば、二冊ほど目を通しておきたいものがあるが、焦る必要はないだろう。まずは、複雑性科学の理論や方法を教育研究に活用した論文が多数収められている、“Complex dynamical systems in education (2016)”に取り掛かろうと思う。

この専門書には、偶然ながら、今年の春にザルツブルグでの学会で知り合った、オランダ人のヘレーナの論文が収められている。彼女は私と同様に、教師と学習者間のやり取りに対して、状態空間グリッド(State Space Grid)という手法を適用した研究を行っていた。

彼女の博士論文を基にした論文が本書の中に収録されている。また、フローニンゲン大学の顔見知りの教授たちが協同研究を行った際の論文も収録されている。

本書の編集者は、ザルツブルグでの学会で知り会ったギリシャ人のディトリオス・スタモフラシス教授が務めており、彼の論文も何本が収められている。知人の論文を中心に読み始め、そこから自分の関心に合わせて他の論文を読んでいきたい。

複雑性科学の手法を教育研究に活用する潮流はまだ始まったばかりであり、当該研究領域は黎明期にある。そうしたことからも、本書の中に収められている論文はどれも貴重だと言える。

ザルツブルグで参加した国際学会は、非線形ダイナミクスの理論や手法を社会科学の領域に適用した研究を扱うものだった。米国では毎年学会が行われており、欧州では二年に一度学会が行われている。

仮に来年から再び米国に戻ることになったら、再度この学会に足を運びたいと思う。その際には、これから取り組む新しい研究について発表を行いたい。

現在の研究は、ツショル教授と共に最初から査読付き論文として発表することを前提にしている。上記で取り上げた専門書を読むことは、近い将来にやってくる学会に向けて、さらには査読付き論文の執筆のための一つの重要な足がかりになるだろう。2017/11/24(金)06:42 No.465: The Essential Dewey

From today, I began to read “The essential Dewey: Volume 1 (1998).”

Although I purchased it two years ago, I have not read it yet.

Dewey is one of the influential philosophers for me. Especially, his philosophy of education and aesthetics is my main interest.

I have the succeeding volume, and it may take some several days to finish reading both volumes.

It does not matter how much time it takes; I will read them several times.

Both volumes will provide me with fruitful insights. 14:51, Monday, 12/4/2017

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