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1789. システマティックレビューの理論と方法の意義


昨日に行われた、システマティックレビューの執筆に関するコースは、もう一人の受講者が姿を現さなかったため、結局受講者は私一人だった。

贅沢なことに私は、マイラ・マスカレノ教授とマヨレイン・デウンク教授の二人から個別指導を受ける機会に恵まれた。もう一人の受講者は、おそらく東欧の大学からの交換留学生であり、現在のところその受講生との音信が途絶えているそうであり、残りのクラスにおいても、受講者は私一人だけの可能性がある。

システマティックレビューの中身については、これから詳しく学んでいくことになるが、端的には、多数の研究論文に対して体系的なレビュープロセスを採用し、特定のテーマやトピックについて包括的な知見を抽出していくことがシステマティックレビューの大きな特徴である。

似たような手法として、メタアナリシスがあるが、こちらはより統計的な手法を活用し、多数の定量的な研究成果から統計的な知見を抽出していくことが大きな目的になっている。

医学の分野においては、システマティックレビューにせよ、メタアナリシスにせよ、随分と前からそれらの手法が活用されており、医学の領域におけるそれらの手法の歴史は随分と長いと言える。

一方で社会科学の世界、とりわけ教育科学の領域においては、それらの手法はまだまだ洗練された形で活用されているわけではない。もちろん、教育科学の領域においても、システマティックレビューやメタアナリシスを活用した研究論文はいくつもあるが、医学論文におけるシステマティックレビューやメタアナリシスと比較すると、教育科学のそれらの論文の質はそれほど高くない。

今回のこのコースの目的は、教育科学の文脈において、いかに厳密な方法を採用してシステマティックレビューを執筆していくかの理論と方法を習得することにある。担当している二人の教授曰く、教育科学の世界において、システマティックレビューの執筆方法を学べるようなコースはほとんど無い。

実際に二人の教授は、システマティックレビューを執筆するという具体的な実践を通じて、その理論と方法を学んできたとのことである。こうした状況は、教育科学のみならず、発達科学の世界においても当てはまる。

発達研究においては、その学問領域の性質上、教育研究以上にシステマティックレビューやメタアナリシスの研究は少ない。実際に、発達的介入手法に関するシステマティックレビューやメタアナリシスの論文を読んだことはこれまでほとんどないように思われる。 このコースの意義に関しては、単にシステマティックレビューの執筆理論と方法を学ぶことだけではなく、理論と方法を学ぶことによって、今後システマティックレビューを採用した論文を読む際に、その論文の限界や盲点、そして論文の質を正しく見極めていくことにつながると考えている。

第二回目のクラスに向けた課題はまさに、教育科学の世界において優れているとみなされている代表的な二つのシステマティックレビュー論文を取り上げ、医学論文におけるシステマティックレビューでは常識となっている27個の基準を活用し、それら二つの論文の盲点を指摘することが課題として要求されている。

コースの受講前から、まさにこうした観点を獲得したいと思っていたため、初回の課題から自分の関心に合致するものであることを嬉しく思う。私からしてみると、どのような分野の科学者であっても、研究論文を書く際には必ず他の論文をレビューする必要があり、そうした際にもシステマティックレビューの理論と方法は実に有益だと思うのだ。

とりわけ、教育科学においては、研究の性質上、システマティックレビューの理論と方法を習得しておくことは極めて重要であるように思われる。しかし、蓋を開けてみると、今回のコースの履修者は私だけであった。

このコースのタイトル名について関心があったため、マスカレノ教授に質問をしてみた。というのも、コース名の前半に、 “capita selecta”というラテン語が付されていたからだ。

マスカレノ教授曰く、医学部におけるシステマティックレビューのコースには、大抵そのラテン語が付されているようであり、それを踏襲したとのことであった。覚えている限り、“capita”というのはトピックを指し、“selecta”というのはレビューを表すそうだ。

ラテン語のタイトルによって、一見すると難しそうなコースだという印象を与えてしまったのかもしれない、と私たち三人は笑いながら話していた。来週はゲスト講師を迎え、体系的な論文検索の方法について学ぶ。来週のクラスも非常に楽しみである。2017/11/15(水)20:15

No.434: Literature Search I searched articles on MOOCs in order to find out some literature that is useful for my research.

Once I set a term of MOOCs, it hit approximately 500 peer-reviewed articles.

I took a brief look at the overview of each article, and I obtained seven relevant articles with my study.

I will do the same search about my research method that is fractal analysis.

I already obtained several articles on the method, but I hope to extract other beneficial articles to write a methodology section in my paper. 18:41, Tuesday, 11/28/2017

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