昨日の探究領域と探究時間などを振り返っていると、つくづく私は、自分が複数の探究領域を横断し、一つの領域についてはそれほど多くの時間をかけていないことがわかる。
確かに、人間発達と学習ということが全ての探究の根幹にあるのは間違いないが、昨日は三つか四つの探究領域を横断していたように思う。そこからわかるのは、一つの探究領域には、三時間から四時間ほどの時間を充てていたことだ。
人間には集中力が持続する時間というものがあり、いくら気力に満ちており、対象に没頭していたとしても、やはりある一定程度の時間で区切りが生まれるのではないかと思う。昨日は早朝の六時から夜の十時までを探究に充てており、食事や仮眠などの時間を除けば、およそ12-13時間ほど探究活動に従事していたと言える。
複数の探究領域を横断する過程の中で、絶えず文章や曲を生み出すという創造行為に従事していると、それだけの探究活動に従事していても、一日の終わりに疲労感は一切ない。おそらくそれ以上の探究時間になると、創造行為による没入感が嘘のように消え、突然疲労感を感じる領域に足を踏み入れてしまうことになる。
数年前に米国にいた時は、どの探究領域にどれだけの時間を費やし、一日に合計でどれだけの探究活動に従事していたのかを可視化するために、エクセル上でデータ管理をしていた。
今はもうそのような習慣はないが、昨年から探究拠点を欧州に移して以降、米国に記録していたデータの数字を思い出しながら、どれだけの時間を探究活動に費やすと、創造行為に伴う恍惚感が疲労感に変わっていくのかを経験的に把握するような試みを無意識に行っていた。
自分の中には、探究活動に伴うある一線が存在していることを認識しており、それを超えないように日々の探究時間を概ね一定のものにしている。その概算値が12-13時間というものだ。
10時間を下回る探究時間の場合、食事を一食抜いた感覚となり、探究に関する空腹感のようなものが生まれてしまう。一方、探究時間が14時間を超えてくると、三食の食事にさらに一食が加わるような感覚があり、満腹感のようなものが生まれてしまう。
昨夜もそうであったが、夜の十時に就寝する際に、明日の始まりと明日の探究を待ち望むような気持ちになるためには、空腹感や満腹感を感じていてはならず、探究に伴う恍惚感の余韻を残した程よい状態のままその日を終えていくことが重要だ。
その重要性は、探究におけるいい塩梅を見つけることだと言えるかもしれない。 昨日の探究活動を振り返ってみた時に、まるっきり異なる領域があり、仮に同一の領域であったとしても、その領域内に存在する異なる複数の分野を探究している自分がそこにいた。大きな分類で言えば、それは学術研究、研究成果をもとにした実務、そして作曲となる。
それら三つの活動の中に複数の領域がさらに存在しており、そうした多様な領域を行き来して毎日を過ごしているのが今の自分の姿だ。おそらく、それは自分にとって毎日の理想的な過ごし方であり、そうであるがゆえに、充実感や幸福感を日々の生活の中で感じているのだろう。
先ほど、数年ぶりに性格類型論のエニアグラムに関する文献を眺めていた。すると、今の私のタイプが健全な方向に向かっており、既存のタイプと新たなタイプが統合の時期を迎えていることに気づいた。
自分の中にある性格類型の動きは、確かに欧州での探究姿勢に如実に表れているような気がしてならない。2017/11/12(日)07:57
No.419: A Rainbow-Like Piece of Music I had a beautiful dream last night.
A rainbow-like piece of music showed up in the dream.
It was like Chopin’s music, but it was not made by humans.
It seemed that it came from nature or the transcendental realm of reality.
All I could do was just see the changing melodies and colors of the music.
The music implied that I was none other than the music.
I am a protean and kaleidoscopic being. I am constantly changing over time.
The music that I listened to and saw in the dream last night told me the essential aspect of my existence. 07:49, Sunday, 11/26/2017