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1747. 私が今に、今が私になる時へ


遠くの空に薄い雲がかかっており、その中に夕日が入り込んでいった。薄い雲を貫くかのように、夕日がこの世界を照らし続けている。

その一群の雲の横には一切の雲がなく、薄い青空が広がっている。一つの飛行機が、飛行機雲を生み出しながら遥か上空を進んでいくのが見える。

それは、夕方の空にゆっくりと流れる流れ星であるかのように見えた。日々の一つ一つの何気ないことが、自分に強い感動をもたらすようになった。

自分の中に眠っていた感受性という感覚が、ある時期を境に一気に解放されたかのようだ。日々の生活の中に、感動を引き起こすものが無数に存在していることに気づかされる。

今目の前に見える夕焼けの空の輝き、流れ星のように去っていった飛行機雲、それらありふれた存在の中に感動の原子を見出すことができる。

昼食前に、近所のノーダープラントソン公園を歩いていた時、なぜだか私は、そこに地元の瀬戸内海の輝きを見て取っていた。平穏な佇まいで存在している瀬戸内海、そして海面に光る太陽の輝きを、私はオランダにある一つの公園の中に見ていた。 10年前と10年後。時間が前後に揺れ、両者の時間の中に私はいた。

振り返ってみると、今から10年前、当時の自分が今のような姿になっているとは到底想像できなかった。当時の自分は、欧州の地で生活をしている今の姿、そして今のような暮らしぶりを想像することができただろうか。

そのようなことは想像できなかっただろう。だが、今現実に起こっているこの事態をどのように解釈したらいいだろうか。

今、私はヨーロッパの地で暮らしを営み、日々探究生活を送っている。このような場所で、このように生きていることなど当時の自分には想像もつかなかったことだろう。

しかし、それが現実として今起きているということの中に、私は大きな驚きを隠すことができない。自分のこれまでの10年は、途轍もない意味を帯びている気がしてならない。

なぜ10年前の自分には想像できなかったことが、現実に起こりうるのだろうか。考えれば考えるほどに、それは畏怖の念を引き起こす。

10年間の小さな進歩。言語に関して言えば、自分の中にある日本語も英語も驚くほどに変容を遂げた。

10年前の自分の日本語と英語の文章について、それがどのようなものであったかを容易に思い出すことができる。そこから今に至る進歩は、たとえそれが他者から見た場合に小さなものであったとしても、自分の中では驚くほどに大きな進歩であるように思える。

ほんの10年前の自分が、今となっては遠い存在のように思えてくる。ここから10年後の自分はどうだろうか。

それもまた、非常に遠い存在のように思える。10年後の自分から今の自分を眺めれば、今の自分は遠い存在になってしまっているのだろうか。

それはどこか非常に寂しい感覚を引き起こす。この寂しさをもう少しうまく表現したいと思う。

この瞬間の今の自分が、とても遠い存在になってしまうというこの感覚を、一体どのように説明すればいいだろうか。自分が自分という自分ではないものになっていくということ。

あるいは、自分が自分ではない自分になっていくということ。それらは共に発達の要諦だ。

発達には、こうした一抹の寂しさがどことなく付きまとう。人が発達をしていくというのは、こうした寂しさと向き合っていくことを意味しているのかもしれない。

いつかこうした寂しさの感情そのものが変容し、自分が一つの全体として、絶え間なく流れる今という瞬間の中で生きれるようになることを望む。

私が今になり、今が私になった時、「それでいいのだ」という言葉だけが聞こえてくるような気がしている。2017/11/6(月)16:42

No.392: On a Train to Leeuwarden It takes three hours in total from Groningen to Arnhem, though it takes two and half hours on weekdays.

During the trip on a train, I will read a book about music composition and a couple of academic articles for the courses next week.

I tried not to bring too many readings. I think that one book and three articles are sufficient for this short trip.

Basically, I will read them on a train or in a hotel. The location of the hotel at which I will stay tonight would be fabulous because it is close to the national park in Arnhem.

I expect nature to share vital energy with me. 06:59, Saturday, 11/18/2017

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