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1601. 創作に関する内的必然性

October 10, 2017

小さな差異を少しずつ内側に構築して行った先の構造物について、まだ少し考えを巡らせている。昨夜は作曲実践をしながら、差異に気づく過程の中で生まれる差異そのものを、絶えず曲として形にしていきたいという思いに襲われた。

 

差異を曲として表現するための形式を少しずつ学習し、発見した差異があるべき姿で納得のいく形で表現されるためには適切な型がいる。型の種類は数多くあるが、型に流し込まれる差異はそれ以上に多くあり、それは無数のものだと言っていい。

 

とにかく今は、無数の差異が流し込まれる型を確実に習得していく時期である。そうした型がなければ、無数の差異がふさわしい形で外側に表現されない。

 

もはや自分の内側には、形となって外側に生まれるべき差異は無数に存在しており、それらの多くは外側に出る準備を済ませている。あとは、それらを外側に形として生み出すための型が必要なのだ。

 

昨日の作曲実践もそうした型の習得に多くの時間が充てられていた。今日も夜に作曲実践を行う。今日は、曲のアレンジの方法に関する型を、手を動かしながら学んでいこうと思っている。

形になろうとする内的必然性を掴むこと。それは論文を執筆する上でも、作曲を行う上でも核となる。

 

その点については、以前の日記に書き留めていたように思う。おそらく、今の私は内的必然性の存在に気付き、その中に留まりながら論文や作曲をしているように思える。

 

それは特に問題がないように思われるが、内的必然性に基づいた創作活動の発達段階を考えると、今の段階は全くもって道半ばである。次に進むべき段階は、内的必然性の存在に気づくだけではなく、それすらも明瞭な形として規定し、規定したものを掴みながら創作活動に打ち込んでいくことだろう。

 

今の私は依然として、曖昧な内的必然性の中に漂いながら創作活動に励んでいるにすぎない。今の段階の次の次に待っている段階では、規定した内的必然性をもう一度解体し、新たに生み出された巨大な内的必然性を掴むのではなく、その全体の中に溶け出しながら創作活動に打ち込んでいくことが可能になるだろう。

 

とにかく今は、内側の現象が形になろうとする内的必然性を見逃さずに掴み、それに形を与えていくことだ。その過程の中で、そもそもそれらを形にしようとする自分自身の内的必然性を明瞭なものにしていく。

画家が毎日デッサンをするように論文を執筆し、日記を書き、曲を作る。原稿用紙3枚から4枚ほどの1200字から1600字の文字数で十分に一つのストーリーを展開させることが可能であり、一つのテーマについて文章を書くことが可能であることを考えると、一つのストーリー性を持った曲や一つのテーマを持った曲を短く作っていくことは十分に可能だろう。

 

単発的な長い作品を作ることはしない。それは曲においても、論文においても、日記においてもそうである。

 

望むことは、永続的に短い作品を次々と創出していき、無限の創造物が最終的に巨大な一つの総体になるということである。長ければ長いほど良い、大きければ大きいほど良いという発想は自分の中にはない。

 

逆に、短ければ短いほど良い、小さければ小さいほど良いという発想を持ちながら創作活動に打ち込む。そうした発想に基づく日々の創作活動は、いつか巨大な建築物を生み出すことになるだろう。2017/9/29(金)07:57
 

No.246: Merit of Recurrent Self-Reference
Reading my diaries again augments not only the quality of my knowledge networks but also the depth of my being. 

 

One of the essential principles of dynamic systems theory is recurrence.

 

Repeatedly accessing my previous knowledge and existence inscribed in my diaries has a substantial impact on the state of my current knowledge and being. 

 

Interestingly enough, the self-reference activity——repetitively reading my diaries——not only determines the state of my present knowledge system and my being but also generates a new direction for them. 

 

The merit of recurrent self-reference is enormous. 10:03, Saturday, 9/30/2017

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