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1521. 守破離と作曲における文体


早朝からの雨が止むことなしに降り続けている。雨の勢いは随分と衰えたが、それでも今日は絶えず雨が地上に降り注いでいた。

午前中に、「実証的教育学」のコースでとりあげられる論文に目を通していた。自分の過去の研究の中で、他の研究者の研究結果を包括的に分析するようなメタ分析をして論文を執筆したことはこれまでない。

今朝読んでいた論文は、メタ分析を行う際に気をつけなければならないこと、とりわけ教育研究の領域においてメタ分析を行う際に注意しなければならないことを説明しているものだった。メタ分析を用いた論文を執筆したことはなく、またそのような論文を書く予定も当分ないのだが、当然ながらそれらの論文の知見は、自分の研究に間接的かつ直接的に有益だった。

というのも、本格的なメタ分析を行わなくても、一つの論文を執筆する際には、必ず過去の先行研究を調査する必要があり、その時に先ほど読んだ三つの論文の記載事項は非常に有益となる。メタ分析の際の注意点をここで挙げても仕方ないであろうから、今後の自分の研究内容を進めていく中で、特に文献調査の段階において、それらの論文の記述事項を体験とともに書き留めておくようにしたいと思う。 今日は作曲実践において、一つ嬉しいことがあった。現在、シンガポール国立大学が提供するクラシック音楽の作曲に関するMOOCの受講を通じて、徐々にだが、確実に作曲に関する自分の知識と技術が高まっているのを実感している。

午前中に論文をある程度読み込んだ後、休憩として作曲実践を行っていた際に、習った作曲理論を実際に活用してみると、その進歩を自ら確かめることができた。「雨に想うシューベルト」という12小節ほどの曲を作り、自分で聴いてみたところ、とりあえず曲らしい曲になった。

これまでは聴くに耐えかねる曲しかできなかったが、やはり作曲理論という型を学び、音楽理論の基礎知識を習得したことによって、それなりの曲が生み出されたのだと思う。これは作曲実践のみならず、他の実践にも当てはまることだが、型というフレームワークは、決して表現を縛るものではないのだ。

むしろ逆に、型というフレームワークがあるからこそ、真に自由な表現活動ができるのだと思う。仮に型がなければ、それは単なるカオス的表出物であり、真の表現物ではない。

一つの形として表現するためには、形を生み出すための型が不可欠なのだ。作曲理論や音楽理論というのは、まさに音楽言語を通じて自由な表現活動を行うために必須の型なのだと思う。

守破離という日本の伝統芸能の発達モデルに基づけば、必ず守の段階を踏まなければならない。今、作曲に関して、私はこの段階にいる。

徹底的に型を身につけることを最優先とし、その実践に並行して、離の境地に至った偉大な作曲家の楽曲を丹念に分析し続けていくのである。「守」の段階を徹底的に歩みながら、「離」の世界を見据えることによって、日々の作曲実践が徐々に自己の深層に立脚したものになっていき、「破」の段階に至るであろう。

この時に初めて、自分なりの文体が曲の中に現れるのである。自然言語において各人固有の文体があるように、真に自らの個性を獲得した作曲家の曲には「文体」があるのだ。

自らの文体の獲得に向けて、今日も夜にまた作曲実践に取り組みたいと思う。2017/9/8(金)

No.167: Program Evaluation and My Work Whenever I learn something new, I always attempt to connect it with my previous knowledge and experience or my current interest.

Learning should be embodied in learners. Without linking leaning materials with our knowledge and experience or interest, what we learn will vanish into space.

I joined the first class of “Methods and Techniques of Evaluation Research” in the afternoon. It is a pivotal course this year in that it will provide me with rigorous theories and techniques of evaluation research.

Evaluation research is a central component in my professional work. In parallel with my scientific work, I have provided Japanese organizations——large business corporations——consulting service about employee training.

I have offered not only training programs but also assessments to evaluate developmental stages of consciousness and skills. However, I realized that I needed more systematic knowledge and skills for program evaluation to monitor and improve the quality of my training programs.

In fact, some of my clients have wanted such a program evaluation. In terms of my scientific work, I would like to conduct research on MOOCs from a perspective of program evaluation. Monday, 9/11/2017

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