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1513. 対象をものにするために

September 17, 2017

昨日の夜から、フローニンゲン大学での二年目の最初の学期に履修するコースで取り扱われる専門書や論文に絞って探究を進めることにした。

 

いかんせん最初の学期に履修するコースの内容が未知なものが多いため、これまでの自分の専門領域をさらに深めるような試みに着手するのではなく、手持ちの専門書や論文を読むことを意識的に控え、とにかくコースで取り上げられる内容に集中したい。

 

今学期のコースの内容をものにできるかどうかが、今年の後半から着手する新たな研究の質に大きな影響を与えるだろう。今、何気なしに「ものにする」という言葉を使ったが、ある対象に関する知識や技術が真にものになるというのはそれほど簡単なことではない。

 

何かがものになるというのは、自己そのものがその対象になる必要があるのだ。言い換えると、自己が存在の深層からある対象を掴み、文字どおり、自己が「もの」そのものにならないといけないのである。

 

対象に関する知識や技術を真に所有するというのは、それほどまでに難しいことなのだ。自己がものそのものとなり、対象をものにするにためには、昨日の日記で書いていたように、文章を書くということは一つ鍵を握る実践になるだろう。

 

とにかく、ものになるまで文章を書くのである。そして、ものになっても書き続けることによって、その知識や技術は確かなものとなっていく。

 

ある対象に関する知識や技術がものになったとしても書き続ける必要があるのは、ものそのものが変容し続けるからであり、そして自己そのものが変容し続けるからである。そのため、ある対象に関する知識と技術をものにするというプロセスは、実質的には終わりがない。

 

今の自分に当てはめてみると、実証的教育学(エビデンスベースト・エデュケーション)の理論と手法について絶えず文章を書くということを自らに課したい。実際にはこれを自らに課す必要がないほどに、それを自発的に行う自分がいるだろう。

 

しかしあえて、その必要性をもう一度自分で書くことは、その実践に自己をより深く関与させてくれるだろう。今学期に履修するコースは、「評価研究の理論と方法」「学習理論と教授法」「実証的教育学」の三つであり、すでに「評価研究の理論と方法」のコースで取り上げられる課題文献は全て一読をした。

 

残りの二つのコースに関してはまだシラバスが完成していないようであり、コースで取り上げられる論文を読み始めるのは今週末からになるだろう。いずれにせよ、課題文献を読むときのポイントは、記述内容をこれまでの自分の知識と経験に絶えず引きつけながら読むということであり、そこからさらに一歩先に進めて、自分の関心を引いた箇所と新たな知識項目を自分の言葉で文章として残しておくことである。

 

おそらく日本語でそれを行うよりも英語で行う方が容易であり、なおかつその方が自分の内側で知識をより血肉化することにつながるであろうため、英文日記を通じて文献に関する文章を書き留めておきたい。専門書であれば各章を読むごとに文章にまとめるか、あるいはトピックごとにまとめていくかという方法をとりたい。

 

トピックの数が豊富ではあるが、全体を読んだ後に文章を書こうとすると、結局自分の既存の枠組みを通じて特定のトピックだけを抜き出してしまいそうなので、当面はトピックごとに文章を書き残していく。

 

とにかく書くということを通じて、自分の内側に新しい知識体系を構築していくことを行いたい。二年目の最初の学期では特にその点を強く意識していく。2017/9/6(水)

 

No.159: Towards My Unique Style of Music Composition
It is cold in the morning, and I think I need to turn on a heater. Yet, it might be too early to turn it on because it is still September. 

 

Yesterday, I composed a small piece of music——8 measures——whose title was “My Heart to Schubert in a Rainy Day.” After I composed this piece, I thought that I became gradually able to apply knowledge and skill of composition to my work. 

 

I could catch a glimpse of the progress of my music composition. I will continue to cultivate the fundamental knowledge and skill of music composition. 

 

Today’s practice will be a small but indispensable step for establishing my unique style of music composition. Saturday, 9/9/2017

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