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1462. 何かを暗示する二つの夢


足をプールの水に浸しながら、プールサイドで横たわっていると、大きな犬が現れ、不意に顔を舐められた。飼い主らしい二人の夫婦が私の近くにやってくると、その犬は飼い主の顔を舐め回し始めた。

そのような夢を昨夜見た。この犬はとんでもない大きさであり、他の哺乳類動物かと思ってしまうほどであった。プールの中で四人家族が遊んでおり、私の近くに2歳ぐらいの男の子が浮き輪につかまりながら浮かんでいる。

残りの家族三人はあえてこの男の子を一人にさせておこうという意図があるようであり、男の子から離れたところにどんどん進んでいき、向こうの方で遊び始めた。すると男の子が突然泣き始め、三人の家族が仕方ないとばかりに、再びその子のところにゆっくりと近づいていった。

家族がその男の子をプールサイドに上げたところまでの一部始終を眺めていると、突然大きな犬が現れ、私の顔を舐め回し始めた、というのが夢の詳細だ。夏の暑さを結局感じることのなかった日々において、こうした夏を想起させる夢を見たことは不思議であった。

今年の夏は一度もプールで泳いでいないため、なぜプールが夢の舞台になったのか不思議である。プールを舞台にした夢が終わりを告げた後、また別の夢を見た。

夢の中で私は、父と他の数名の研究者とともにロボットを作っていた。未知の巨大な生物を撃退することがプロジェクトのミッションとなっており、大きな人型ロボットを作ることが求められていた。

研究所にはすでに一体の完成したロボットが待機しており、それをフィールドに送り出すことになった。ロボットの動きは全てモニターカメラで確認することができ、ロボットと同じ目線で世界を見渡すことができる。

ロボットが現場に到着すると、巨大な生物が突然姿を現した。その戦場には、ロボット以外にも、人間の戦闘部隊や戦車部隊も駆けつけており、巨大生物との壮大な戦いが始まった。

モニターからロボットの動きを確認すると、どうも動作が鈍いようだ。特に、ロボットが繰り出す攻撃がうまく巨大生物に命中しないようであり、むしろ仲間に被害を与えることすらある。

そして最大の欠陥は、ロボットが高い場所から地面に着地した時に、その衝撃が全身に伝わり、動作がさらに鈍くなるようだった。なんとか今回の巨大生物を撃退することができたのだが、その被害はとても大きなものであり、ミッションが成功に終わったとは言えない状況であった。

ロボットが研究所に引き上げてくると、そこから改良に向けた会議を行った。私からの提案として、ロボットの足の裏にゴムをつけてクッション性を確保するのはどうかと申し出た。

足の裏が今のような素材であれば、高い場所からの衝撃に耐えることができないという私の考えだった。あるいは、ロボット全身の機械的な不自然な動きを考えると、いっその事、ロボットの全身をゴム素材にするのはどうかと提案した。

全員がこの提案を好意的に受け止め、そこからまたロボットの改良が始まった。会議の終わりに父が、「これまですでに三体のロボットが犠牲となった・・・」という言葉を残した。

「今回のミッションを完遂させるためには、そうした犠牲は仕方ないのではないか」という言葉を返そうと思ったが、ロボットにも魂と生命が宿っているように思えて仕方なく、これまでのロボットの犠牲を仕方ないという言葉で片付けてはならないと思った。

そのため、私は父に何も返す言葉がなく、黙ったままここから新しいロボットの製作に向けて尽力していこうと思った。そこで夢から覚めた。

何かを作ることに伴う犠牲と、それを犠牲と捉えてはならない、あるいは犠牲ではないことを暗示するような不思議な夢だった。2017/8/23(水)

No.108: One Inner World I would like to correct my previous entry. The last entry addressed profound dimensions of the inner world.

Yet, the entry seemed to postulate that the inner world has two worlds of senses and words respectively. The presupposition was not accurate.

In actuality, the world of senses and that of words are interdependent; they create one inner world. That is why the inner world is neither dualistic nor pluralistic, but "unitaristic." Monday, 8/28/2017

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