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1406. 波ではなく大海を


午後六時、書斎の窓から夕方の強い西日が差し込む。少しばかりカーテンを閉め、カーテンの右隅からわずかに見える外の景色を眺める。

通りに植えられた木々に西日が反射し、まるで木々が喜びの笑みを浮かべているように揺れている。そう思った瞬間に、観察されていた木々の喜びが、観察をしていた私に伝わり、思わず私は喜びの笑みを浮かべた。

そしてその瞬間に、目の前の木々が完全なまでに自分の内側の世界に存在しており、その完全性ゆえに、自分はその木々なのだということに気づかされる。瞑想実践などというものは、特殊な意識の波に乗るためにあるのであって、海そのものと一体化になるためにあるのではない。

究極的には、大海そのものと合一を果たすことが二元論を超えた世界に参入することであるため、瞑想実践など懸命に行っていても仕方ないのではないかと思うようになっている。事実、瞑想実践によって特殊な波に乗るよりも、例えば目の前の木々の喜びの笑顔に気づくことが、自分が大海と同一のものであることを教えてくれるのだ。

波に乗ることに躍起になるのではなく、海そのものの本質を知ること。これが何よりも重要だろう。

特殊な波に乗ろうとすることに終わりはない。なぜなら、特殊性は絶えず一つの究極的な普遍性から生み出され続けるからだ。普遍性に気づかなければならない。

それは乗ろうとするようなものでも、掴もうとするようなものでもなく、乗ろうとする以前のものであり、掴もうとする以前のものなのだ。それは常に遍くところに存在しており、それに気付くかどうかなのだ。 夕食前に、改めて基礎的な知識を積み重ねていくことの大切さを知る。概念や理論に対する理解を堅牢なものにすることが、実践を豊かなものにするという確信。

基礎的な知識の獲得と実践への架け橋を構築するためには、日々の実践の中での観察と言語化を絶えず自らに課す必要がある。観察データを集めようとする意識と観察データから得られる事柄を内省する意思が必要だ。

そこから知識の実用に向けて、内省しているものを逐一言語化していくことを自らに課したい。概念や理論というのは、本質的に死物と化しているものではない。

むしろ逆に、本質的には血の通ったものであり、そこには生命力があるものなのだ。概念や理論の中には凝縮された感覚が詰まっている。それはみずみずしく、肉感に溢れるものなのだ。

仮に概念や理論からそのようなものを感じ取ることができなければ、それは概念や理論を表面的に捉えているに過ぎないことを如実に語っている。一つの概念や理論と真摯に向き合う中で観察と言語化を続けていけば、知識を実用化させる方法は自ずと見えてくるだろう。

これまで様々な分野の概念や理論を学ぶ中で、それらの内側に凝縮されている感覚と生命力を捉えるとき、そして絶えざる観察と言語化を継続させるとき、実用に足らない知識などなかったように思う。知識の本質的な側面の一つに実用性があるというのはどうやら正しいように思えてくる。2017/8/7(月)

No.51: A Piano Song Like a Haiku or Tanka Edvard Grieg and Edvard Munch edified me in that it is valuable to create own works. My zest for musical composition ignited again.

I will learn composition in a more serious way from tomorrow, although the most important of my work is academic research. In parallel with my academic work, I would like to compose piano songs throughout my life.

Walking from the central station of Groningen to my house, I suddenly decided to compose an innumerable number of small pieces of piano songs. Each song should be as succinct as possible; the maximum length is less than three minutes.

However concise it is, it should embody thoughts, feelings, emotions, sensations, and stories. My style of musical composition is based on a Japanese haiku or tanka. Tuesday, 8/15/2017

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