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1389. 道徳教育と霊性教育


激しい風が外の世界を行進している。その足取りはとても力強く、そして勇ましい。

開いた窓から強い風が書斎の中に吹き込んでくる。あまりの風の強さに、窓が開閉を繰り返している。今日は少しばかりおかしな日だ。

早朝に論文を一本読み、ついに書斎の机から論文の山が消えた。夏季休暇もちょうど折り返し地点に到着し、ここからの後半はさらに充実したものになるだろう。

それが充実したものになるかどうかは、自己規律と自分の気概にかかっているがゆえに、それが充実したものになることを確信している。突然小雨が降り出した。書斎の窓ガラスに微粒子ほどの雨滴が付着し始めている。

遠くの空を見ると、雨雲の中にぽっかりと空いた大きな穴のような晴れ間が見える。あの下は雨が降っていないのだろうか。一見するとそう思えるかもしれないが、それは早計だ。

仮に晴れ間の真下にいたとしても、雨は風によって運ばれてくる。空間的な差と時間的な差によって、私たちは晴れ間の真下にあっても雨を経験することになるだろう。

現象の原因と結果にはこのような空間的な差と時間的な差が存在しうることを忘れてはならない。また、原因と結果というものも実は明確な線引きをすることができず、実は原因と思われていたものが結果であり、結果と思われていたものが原因であった、ということも起こりうる。 結局今日は、午前中にカート・フィッシャーが編集した“New Diresctions for Child Development: Cognitive Development (1981)”を読み終えたところで、その他の専門書を読むことを控えることにした。そのような意思決定をしたのは、自分の意思を超えるところからやってきた、午前中のあの出来事に影響を受けている。

あの出来事以降、少しばかり精神を落ち着かせるような過ごし方をすることにした。色々と昔の記憶が走馬灯のように蘇る。

過去の記憶が自分の内側で還流しており、自分自身が行きつ戻りつしながら何かに向かって進んでいるのがわかる。昨日購入したハンドクリームが塗られた自分の左手の香りが、大学時代の図書館の中でどこからともなく漂ってきた良い香りを思い出させた。何かの花の香りだ。 夕方からは、明後日に控えたオンラインゼミナールの第三回目のクラスの説明資料を最終版にする。二時間ほどの作業時間を見込んでおり、それが終われば再び静かに読書をしようと思う。

黙想的な読書であり、決して何かを獲得しようとするような貪欲な読書ではない。先ほど突然、現代社会における道徳教育や霊性教育の欠落に対して、自分が極めて強い問題意識を持っていることがわかった。

なぜ現代社会における教育は、人間として生きるために本当に大切なことを教えようとしないのだろうか。どうして血の通わない機械的な知識を子供たちに詰め込もうとするのだろうか。

現代社会におけるそうした状況を考えた時、義憤が湧き上がってきた。道徳心や霊性を教えることは果たして不可能なのだろうか、それらを育むことは不可能なのだろうか。私は決してそのように思わない。

また、それらは現代社会において無益なものなのだろうか。私は全く逆だと思う。このような現代社会だからこそ、道徳心や霊性を育んでいく必要があると思うのだ。

この問題意識と直面した時、具体的にこれから自分は何をする必要があり、どこに行くべきかの道筋が見えた。それらを全てノートに書き留めてから、夕方の仕事を再開させることにした。2017/8/3(木)

No.34: A Feeling of Awe toward Copenhagen I arrived at Copenhagen at 7PM yesterday. This city possesses historical and cultural profoundness that has been fostered by the accumulation of long time.

The profundity brought me a feeling of awe. I was just walking around the city, having a sense of admiration.

As human beings develop throughout life, a city does so. The fact strikes me again.

All I could do was revere the historical accumulation of this city. Wednesday, 8/9/2017

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