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1384. 幸福感の漂うフローニンゲンの中心街から


先日、歯の定期診断に行き、今日は歯のクリーニングを行いに歯医者に立ち寄った。予定時間ちょうどに着いたのが、先客がまだ待合室におり、自分の番になるまでしばらく時間があるようだった。

そのため、持参した“New Diresctions for Child Development: Cognitive Development (1981)”を読み進めることにした。本書は、カート・フィッシャーが編集者を務め、本書には彼の論文も二本ほど収められている。

今からおよそ40年前に書かれた書籍なのだが、どの論文も非常に価値ある洞察を含んでいる。科学的な真理というのは時の重みに耐え、それが色褪せることはないと思った。

もちろん、現在の研究成果に照らし合わせてみれば、本書で記載されていることの全てが正しいわけではないのだが、それでも本書に価値があると感じるのは、科学的な真理の持つ力だろう。

待合室で待っている間の少しの時間を使って本書を読み進めてみるだけでも、随分と気づきがもたらされた。最初の章はフィッシャーの論文が掲載されており、2000年以降の論文にはあまり登場しないような概念がいくつも用いられており、出版年の古さとは対照的に、非常に新鮮な気持ちになった。

その中のいくつかの概念は、今後自分が発達研究に携わる時に活用できるようなものも含まれており、それらについてはまた別の機会に文章を書き留めることになるだろう。予定時刻よりも10分ほど遅れて私の番がやってきた。

本題のクリーニングに入る前に、担当の歯科医から、小さなスティックを用いて歯茎を強化する方法についてレクチャーを受けた。実は、半年前にクリーニングをしてもらった時にもその方法を教えてもらっていたのだが、毎晩スティックを用いて一本一本の歯茎を強化するのが思った以上に面倒であり、それが習慣になることはなかった。

歯科医は毎晩それを行うことを推奨していたのだが、私の歯茎を見るとすぐに、私がそれを怠っていたことを一瞬で見抜いたようだった。実際にそれを怠けていたがゆえに、スティックの正しい使い方を忘れていた。

歯科医にもう一度スティックの使い方を教えてもらい、今日から正しいやり方で、毎晩歯茎を鍛錬しようと思う。少しばかり調べてみると、歯磨き以上に歯茎をケアすることが重要らしいため、なおさら正しいやり方で、歯茎の鍛錬を習慣にする必要があると思った。 歯科医を後にし、フローニンゲン大学のメインキャンパスがある通りを歩いていた。すると、大学の博物館の前でふと立ち止まった。そういえばこの博物館にはまだ一度も足を運んだことがないと思ったのだ。

今の時期は何を取り上げているのかを確認すると、「健康な加齢の歴史」と「木造書籍の秘密」に関する資料が展示されているらしかった。前者の主題は発達研究と密接に関わっており、後者の主題は書籍愛好家としての私の関心と合致しており、どちらも大変興味深い主題だった。

この展示がいつまで行われているのかを携帯にメモし、八月末あたりに足を運ぼうと思った。街の中心部を歩いていると、雰囲気が夏休みの様子を呈していることに気づく。

子供連れの家族が普段よりも多く、街を流れる時間もいつもより緩やかだ。メイン通りの脇にあるいくつものカフェは、どこも人が一杯であり、陽気な太陽光の下でコーヒーやお酒を飲んでいる、幸せそうな人々の表情を見ることができる。

辺りにいる人の幸福感が私に伝染し、自分も同じような幸福感に包まれていた。人が感じる幸福感の良さはそこにある。

メイン通りのちょうど真ん中辺りに、広大な空間があり、そこは曜日によって市場に変わる。今日は市場がやっておらず、ただ広い空間が広がっているだけである。

何羽かのハトが、道端に落ちているパンをつついている。市場が催される石畳の道の上をパトカーがゆったりと通り過ぎる時、危うくそれらのハトをひきそうになった。幸いにもハトは無事であり、ホッとした気持ちになった。

先日に少しばかり回復に向かいつつあった手荒れがどうにも完治しないので、ハンドクリームを買いに街の中心部の薬局に向かった。そこの商品の多くはオランダ語で書かれているため、なかなか解読するのが難しかったが、ちょうど来週からの北欧旅行にも持っているけるような小型のハンドクリームを購入した。

これで今日の用事は全て済んだと思ったが、チーズ屋にも立ち寄りたいと思っていたことを思い出した。その薬局からチーズ屋まではそれほど遠くなく、夏季休暇の雰囲気を再度味わいながら来た道を引き返していた。

チーズ屋でいつものナッツ類と一年発酵もののオーガニックチーズを購入した。店主としばらく雑談をし、お互いの夏季休暇の過ごし方について話ていた。

先日、かかりつけの美容師のロダニムと同じように、このチーズ屋の店主も九月に休みを取り、オランダ北部の島に旅行に出かけるそうだ。オランダ人にとって、それらの島はきっと慣れ親しんだ休息地なのだろう。

私もいつかそれらのどこかの島に足を運び、オランダ人が本土を離れてそうした場所で時間を過ごすことの意義を身をもって体験してみたいと思う。いつもの商品を購入すると、どうやらポイントが溜まっていたようであり、交換リストを眺めると、一つ気になるものがあった。

基本的に私は普段一切お酒を飲まないのだが、そのポイント交換リストにある赤ワインを飲んでみようと思った。店主曰く、スペイン産のものであり、購入したチーズによく合うとのことである。

書籍の出版から一ヶ月半が過ぎ、一年目のプログラムが終了してから一ヶ月が過ぎたが、それら両方のお祝いとして、今日は少しばかりこの赤ワインを口にしたいと思う。2017/8/2(水)

No.29: Writing and Reading a Poem Both writing and reading a poem in an embodying way is quite difficult. A poetic language requires us a special sense to comprehend a poetic world.

I wish I could see a beautiful world disclosed by a poem and listen to a wonderful song played by a poem.

To dive into such a poetic dimension, I need to cultivate my sense and feeling. Deepening my inner world could be the best way to write and read a poem in a more embodying way. Tuesday, 8/8/2017

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