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1319. この夏の北欧旅行の旅程:デンマークとノルウェーへの旅へ向けて


昨夜、ようやくこの夏のデンマーク・ノルウェー旅行に向けての各種の予約を済ませた。一夜明けた今朝は、旅の始まりを今から心待ちにしている自分がいることに気づく。

昨日の夕方から各種の予約をしようと思っていたのだが、実際には夕食後からとなり、結果としていつもの就寝時間を超える形でインターネットの画面とにらめっこしながら各種の予約を進めることになった。この旅を通じて、自分の内側でどのような思考や感覚が湧き上がるのかは、旅を始めてみなければわからない。

ただし、間違い無く言えるのは、今回の旅も私の内側を刺激し、そして私自身を育む機会になるだろう、ということだ。旅行計画に漏れがないかを確認する意味でも、今回の旅の外形を書き留めておきたい。 8/8:フローニンゲンからコペンハーゲンへ 当日は、早朝の七時前に自宅を出発し、フローニンゲン中央駅に向かう。FlixBusという高速バスを利用し、7:15の便に乗り、10:00にブレーメン中央駅に到着する。

当初は、ドイツ北西部の町リアーまでバスで行き、そこから電車を活用しようと思っていたが、昨日改めて道筋を確認すると、出発の時刻の兼ね合いから、バスでブレーメンまで行く方が得策のようだった。

FlixBusを活用するのは今回が初めてであり、このバスを運行している会社について調べてみると、会社名もFlixBusであることがわかり、どうやら2013年に設立された新しいバス会社のようだ。ホームページの印象や実際に走っているバスのデザインなどを見たとき、とても斬新な感じがしており、この会社が近年設立されたものであることに少しばかり納得がいった。

FlixBusはドイツの会社であり、ヨーロッパ中にバスを運行するネットワークを持っている。「ネットワーク」というのは、今の私にとって、知性の発達研究をする上でのキーワードであるため、FlixBusのバス運行のネットワークについても調べてみた。

ネットワーク図を見ると、確かに西ヨーロッパにおいて密なネットワークを持っており、中央ヨーロッパのいくつかの都市にハブとなる拠点を持っているようだった。ただし、東ヨーロッパに関しては、運行ネットワークが伸びておらず、それはこれからなのかもしれない。 ブレーメン中央駅からはハンブルグまで電車に乗る。時間として一時間ほどでハンブルグに到着し、そこからコペンハーゲン中央駅まで五時間ほどの電車の旅となる。ブレーメンからハンブルグまでは「インターシティ」と呼ばれる特急列車に乗り、ハンブルグからコペンハーゲンまでは「ユーロシティ」と呼ばれる特急列車に乗る。

コペンハーゲンには午後四時過ぎに到着するため、その日は市内を散歩でもしようと思う。 8/9:ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館へ 実は今回の旅の目的は、ノルウェー北西部の町ベルゲンで静かな時間を過ごすことにあるため、途中のコペンハーゲンとオスロは旅のメインではない。だが、せっかく足を運ぶため、自分が最も関心を引く場所を厳選し、そこだけを訪れるようにしたいという思いがある。

コペンハーゲンでの二日目は、開館に合わせてニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館に行き、一日中この美術館で過ごす予定だ。コペンハーゲン国立美術館に行くのかこちらの美術館に行くのか迷ったが、ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館には、古代エジプトや古代ギリシアのコレクションもあることが決め手となった。

また、オーギュスト・ロダンの『考える人』の彫刻に何かがありそうな気がしたという直感と、美術館の中にある中庭がとても美しい印象を放っていたので、この美術館でゆったりとした時を過ごすことにした。この日はその他にどこにも行くことはないだろう。 8/10:コペンハーゲンからオスロへ この日はコペンハーゲンを離れ、オスロへ向かう。私にとって、この移動がなぜか今から楽しみだ。

昨夜その経路を調べていると、地理に関する自分の無知さが逆に喜びをもたらす瞬間があった。私はてっきり、コペンハーゲンからオスロへ向かうまでの移動は、全てノルウェー国内を通るものだと思っていたのだが、実際は違った。

オスロに向かうまでの道の大部分は、スウェーデン国内を通ることになっていたのだ。コペンハーゲン中央駅で午前八時過ぎの列車に乗り、九時過ぎにスウェーデン南西部の街ルンドに到着する。

調べてみると、このルンド中央駅というのは、スウェーデン国内でも最も利用客の多い駅の一つとのことである。調べる前は、ルンド中央駅はノルウェーの片田舎の小さな駅だと思っていたのだが、そもそもノルウェーにあるのではなくスウェーデンにあり、しかも規模の大きい駅だということに気づかされるという嬉しい驚きがあった。

ここからが私が最も楽しみにしている経路である。ルンド中央駅からは、再びFlixBusの高速バスを活用する。九時半のバスに乗車し、そこから七時間弱のバスの旅となる。

最初はトイレの問題など懸念材料があったが、よくよく調べてみると、FlixBusの高速バスは綺麗なトイレを完備していることがわかり、何も心配なくオスロまでバスで移動できることがわかった。このバスは、スウェーデン西部の海岸沿いを走りながらオスロに向かうであろうから、途中の景色が今から楽しみでしょうがない。

オスロには夕方到着する予定であり、その日はオスロ市内を散策しようと思う。 8/11:ムンク美術館とオスロ国立美術館へ オスロ滞在の二日目は、ムンク美術館とオスロ国立美術館に足を運びたいと思う。二つの開館時間を調べたところ、まずはムンク美術館に行く方が得策だと思った。

今回の訪問は、エドヴァルド・ムンクという画家が残した作品や彼の生涯を詳しく知る素晴らしい機会になるだろう。ムンクの作品群は、どこか陰鬱な印象を私にもたらすが、その陰鬱さに惹かれる自分がいるのは確かだ。

ここでもムンクという人間に対して、そして自分に対して様々な気づきが得られるのではないかと思っている。この美術館には、ムンクの作品の大部分が所蔵されているそうであり、絵画のみならず版画などを含めると、その数は膨大なものになることがわかった。

ムンクもきっと止むに止まれぬものを内に抱えながら、それを絶えず表現することを宿命づけられた人間だったのだろう。開館からお昼過ぎまでこの美術館に滞在したいと思う。

その後、オスロ国立美術館に足を運ぶ。調べてみると、ムンクの『叫び』のうちの一枚がこの美術館に所蔵されているようだ。ムンクのみならず、ゴッホ、モネ、モディリアーニ、ドガ、ルノワール、ピカソ、ロダンなどの近世ヨーロッパの作品も所蔵している。

この美術館は、ノルウェーで最大のものらしく、全ての作品をじっくり見て回ると膨大な時間がかかりそうだ。ムンク美術館にどれだけ滞在するのかの兼ね合いを見ながら、オスロ国立美術館での過ごし方を考えたい。 8/12:オスロからベルゲンへ コペンハーゲンからオスロへの移動に負けず劣らず楽しみにしているのが、オスロからベルゲンへの移動である。おそらく、この移動が最も心躍るものになるのではないかと思う。

オスロからベルゲンまでは、直通列車が運行しており、六時間半ほどの列車の旅となる。この列車の旅の途中で、ノルウェーの深い森やフィヨルドと出会うことになるだろう。

それらが今から待ち遠しくてしょうがない。ベルゲンには午後三時前に到着し、その日はベルゲンの市内散策をする。 8/13:コーデー・ベルゲン美術館へ 私はてっきり、ベルゲンという町は単なる港町かと思っていたため、コーデー・ベルゲン美術館のような立派な美術館があることに驚いた。ベルゲンでの二日目は、一日中この美術館で過ごす予定である。

この美術館は、「コーデー」と呼ばれる四つの建物と三人の作曲家——エドヴァルド・グリーグ、ハラール・セーヴェルー、オーレ・ブル——の博物館を合わせて、全七館から構成される。一日で七館全てを回れるか定かではないが、見るべきものが何なのかを事前によく調べ、そこだけは必ず足を運びたい。 8/14:エドヴァルド・グリーグ博物館 私は、ノルウェーが生んだこの作曲家についてこれまで知らなかった。ベルゲン生まれのグリーグは、音楽家としての教育を受けるため、ライプツィヒ音楽院に留学をし、晩年は再びベルゲンに戻り、自らが生まれたこの町で生涯を閉じた。

グリーグは、数多くのピアノ作品を作曲しており、「北欧のショパン」と呼ばれていることを初めて知った。この博物館は、ベルゲンの町の中心部にあるのではなく、ベルゲンから郊外へ電車で数十分ほど行ったところにあるトロールハウゲンという場所にこの博物館が建っている。

「トロールハウゲン」という地名は、「妖精トロールの住む丘」という意味らしく、なんとも幻想的だ。この場所でグリーグは、64歳で亡くなるまで22年間を夫人とともに過ごしたそうだ。

ベルゲンでの三日目は、グリーグ博物館でゆったりとした時間を過ごすことにしたい。

8/15:ベルゲンからフローニンゲンへ 今回の旅は結局、一週間ほどのものにすることにした。今の私がなすべき仕事を考えた際に、それ以上長く旅行をするべきではないと判断したためである。

帰路はさすがに飛行機を活用することにした。ベルゲン空港からコペンハーゲン空港に行き、そこからフローニンゲン空港に行くという経路だ。

コペンハーゲン空港で三時間ほど滞在することになるが、フライト時間はそれぞれ一時間程度なので、移動の疲れもそれほどないだろう。

ざっと今回の北欧旅行の外形を中心に書き留めてみた。この旅の内形は、実際に旅を始めることによって徐々に満たしていきたいと思う。

旅程を書き留めたことによって、改めて移動手段やホテルの予約に抜け漏れがないことを確認することができた。あとは旅の始まりを待つだけである。2017/7/19(水)

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