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1298. 夢見の意識の中でのダイナミックシステムに関する気づき


今朝は五時に起床し、五時半から今日の仕事を開始した。ここから夜の九時まで普段と同じように、読みに読み、書きに書く一日を送りたい。

今朝は小鳥の鳴き声に誘われる形で目を覚ました。太陽が完全に昇る前のこの時間帯は、とても清澄な雰囲気を醸し出している。

書斎の窓から早朝の空を眺めると、遠くの方に青空が広がっており、手前の空には、黒い巨大な竜のような雲が現れていた。その雲の下を数十羽の鳥の群れが飛んでいるのが見えるが、彼らの姿は蝶と同じぐらいの大きさに思えた。

その時、その雲の大きさに気付かされるのと同時に、巨大な竜のようなその雲は意外と遠い位置にあることを知った。 昨夜もおそらく何かしらの夢を見ていたのだと思うが、その印象は強くない。ただし、起床直前に、ダイナミックシステムに関する一つ重要な気づきを得たようだった。

実際に、今朝はその気づきを得た瞬間に目を覚ました。目を覚ました瞬間に、その気づきをノートに書き留めておこうとしたが、ノートが手元になかったため、それはできなかった。

改めてその気づきを思い返してみると、起床直前に感じていたほどの重要性を持っているようには思えない。いつも夢見の意識の中で得られる気づきというのは、その瞬間において極めて重要だという感覚がありながらも、目を覚ましてみるとそれほどの重要性を感じられないことがある。

ここには二つの解釈の仕方があるだろう。一つは、夢見の意識の中で得られた気づきは、目を覚ましてみた時の判断が示すように、実際にはそれほど重要ではないというもの。

もう一つは、夢見の意識の中で得られた気づきは、覚醒意識の判断基準から漏れてしまうほどの重要性をやはり持っているというものだ。意識状態によって得られるものが異なり、意識状態によって世界認識の眼が異なるのであれば、後者の解釈の仕方が正しいように思う。

とりあえず私は、夢見の意識の中で得られる気づきというのは、覚醒状態の感覚や判断の枠組みから漏れてしまうような洞察を含んでいると結論づけている。そうした結論に導かれるかのごとく、私はことあるごとに自分の夢を取り上げ、それを日記に書き留めているのかもしれない。 今朝の夢見の意識の中で得られたことは、今文章にしようとすると、やはりそれほどの重要性を感じられないが、上記の理由からここに書き留めておく。それは極めて単純であり、ダイナミックシステムは多様な階層を持ち、その一つ一つの階層の中に存在する要素が作り出すシステムも一つのダイナミックシステムに他ならない、というものだ。

つまり、私たちがダイナミックシステムだと思っているものは、実は上にも下にも無数のダイナミックシステムが連なっているということである。これに付随して、多くの人はある一つの階層内のダイナミックシステムに囚われ、それを包摂するダイナミックシステムの存在や、それが包摂するダイナミックシステムの存在を見落としがちである、という気づきが得られた。

ダイナミックシステム理論に精通している者から見れば、これは当たり前に思えるかもしれないが、夢見の意識の中の私は、これらのことを重要だと思っていた。一つのダイナミックシステムを観察するとき、それを取り巻くダイナミックシステムの入れ子構造を忘れてはならない、ということを自分に言い聞かせるような気づきだったのかもしれない。 確かに、そのような気づきを持って、目の前をゆっくりと通り過ぎていく巨大な竜のような雲を眺めてみると、先ほどの捉え方とは随分と異なる。一つのダイナミックシステムとしてのこの雲を取り巻く多様なダイナミックシステムの階層に考えを巡らせると、目の前を通り過ぎる雲の挙動が新たな眼で観察される。

この雲の動きを生み出しているのは、多様な階層に存在するダイナミックシステムの相互作用であり、それは複雑な現象に違いないが、ある特定の規則に基づいているように思えてくる。

今日は午前中に、ダイナミックシステム理論に関する論文と専門書を読むことにする。2017/7/13

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