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1192. ライデン訪問に向けて:「スピノザ記念館」と「国立古代博物館」


今年一年のプログラムを締めくくる最終試験への準備のため、連日連夜、自らの関心事項に純粋に則った探究と仕事を控えている。そうした日々が少しばかり続いたためか、疲労のようなものが蓄積していることに気づく。

特に、昨日と今朝は、午前中にしばらく目をつむっておきたくなるような倦怠感があった。先ほどは実際に、書斎の椅子ではなく、ソファに腰掛け、しばらく目をつむって安静にしていた。

すると、ここ数日間、最終試験に向けて蓄積してきた知識が、断続的な映像を伴って動いている様子が知覚された。その映像の動きが落ち着きを見せるまで、無意識の世界にしばらく浸っていた。

数分ほど経ち、知識の消化運動が収束すると、私は目を開けて、再び書斎の机の前に座った。そして、論文の読み込みを再開させた。

こうした日々も今日の午後で終わりを迎える。あと少しのところまできた。

午後に控えた最終試験が終われば、夕方からは、止むに止まれない形で、自らが選択した論文と専門書を読み進めたい。ただし、明日だけは、休息というわけではないかもしれないが、オランダの他の都市に日帰り旅行をしたいと思う。

日帰り旅行と言っても、デン・ハーグの北に位置する「スピノザ記念館」ただ一つの場所に足を運ぶだけだが。

調べてみると、フローニンゲンから二時間ほどかけて、オランダの主要都市の一つであるライデンに行き、そこからバスに10分ほど乗ればスピノザ記念館に着く。しかし、ライデン駅からスピノザ記念館まで歩いてわずか一時間ほどであったため、当日は歩いて目的地に向かうことにしたい。

地図を眺めていると、ふと「国立古代博物館」が目に止まった。スピノザ記念館だけを訪れようとしていた私にとって、これは思わぬ発見であり、国立古代博物館の展示物に強く惹かれるものがあった。

というのも、私は昨日、衝動的に、八月のノルウェーへの旅行の前に、やはりギリシャかエジプトに足を運ぼうかと思っていたところだった。調べると、国立古代博物館には、古代エジプトや古代ギリシャの彫像などが数多く展示されているようであり、実際に当地を訪れる前に、この博物館にまずは足を運んでおく必要があるように思われた。

確かに、ライデンには、レンブラントを代表とする、オランダの名匠たちが残した傑作が所蔵されている美術館がある。しかし、今の私はそうしたものを見ることを求めていないようなのだ。

絵画の鑑賞は、確かに私にとって重要なことなのだが、今この瞬間の私の心を動かすものはそうしたものではない。古代エジプトや古代ギリシャの彫像、あるいはノルウェーの持つ大自然が、私を強く惹きつけ、また自分の根底を突き動かす。

明日は、10時の開館に合わせて国立古代博物館に到着するようにし、午後からスピノザ記念館に向かいたい。明日の今頃、私はライデンにいるだろう。2017/6/19

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