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1169. 夢の中での祖父と祖母の会話から


早朝からモーツァルトのピアノ協奏曲が書斎の中を駆け巡る。ここ最近は、仕事をする時はいつもモーツァルトのピアノ協奏曲を聴いている。

全部で11時間半にわたるモーツァルトのピアノ協奏曲を絶えず流していると、音楽というものが私にとって、断続的に摂取する空気や水以上に大切なものに思えてくる。今この瞬間に流れてきている協奏曲を聴いていると、どこか心が洗われるような気持ちになってくる。

一日を始める早朝の時間帯に聴くのがふさわしい曲のように思われる。 昨夜は、とても印象的な夢を見た。夢の中で、亡くなった二人の祖父が現れた。

二人の祖父は、経済と政治に関する談話をしているようであり、私もその中に入れてもらった。しかし、私は二人の会話についていくことができず、「経済と政治について深く学ばなければならんよ」という言葉を二人の祖父から優しく投げかけられた。

夢の中の私は、その言葉を受ける前から、経済と政治を深く学ぶことの重要性を自覚していたようであったが、その言葉を受けることによって、改めてその思いを強くしたようだった。

また、夢の中の私を見ている私も、二人の祖父の言葉は正鵠を射ているように思え、これからの私の仕事を全く違った次元で推し進めていくためには、経済と政治に関する深い理解が必須であると思っていた。

祖父たちの談話が静かに終わると、私は母方の祖母と話をしていた。忌憚なく、率直な物言いをする祖母は、経済と政治を深く学ぶことの重要性を祖父たちとは全く違った角度と言葉を持って私に伝え始めた。

祖父たちからは、男性原理に基づいた経済と政治に関する重要性を教えられ、祖母からは、女性原理に基づいた経済と政治に関する重要性を教えられたように思えた。ただし、その時の私は、祖母の言葉を素直に聞くことができず、偽りの理論武装が施された鋭利な言葉を四つか五つほど立て続けに、祖母に対して静かに投げかけた。

振り返ってみれば、もしかすると、祖父たちの言葉よりも、祖母の言葉の方が今の私にとって重要なものを含んでいたような気がしている。祖母の言葉を素直に受け入れることができなかったことには、何か意味があり、それは言葉の投げかけ方というよりも、祖母の言葉に含まれている本質が、今の私と相容れないようなものだったように思えるのだ。

祖父と祖母の言葉をそれぞれ単純に、男性原理と女性原理という区分けをしたが、仮にその分類が正しいものであるならば、私の内側は依然として男性原理が優位な状態なのかもしれない。人は内面の成熟を遂げる過程で、自らの男性性と女性性を統合し始める。

それを踏まえると、夢の中の祖母の言葉を真に受け入れる日が来ることは、私の内側で両性が統合されたことを意味するのだろう。祖父と祖母との会話を終えたところで、日本人のある著名な女性教授が私の家を訪れた。

私はその教授のことを知らなかったが、その教授が著名な人物であることはなんとなくわかった。その教授の専門は、確か経済政策であったと記憶している。

午前9時から午前11時まで、その教授から一対一で教えを受けた。それが終わったところで、私は夢から覚めた。

私は、その教授から何かしらのものを得ている実感があったが、具体的な内容については覚えていない。夢の中で現れた祖父と祖母こそが、私に本質的なことを伝える権化であり、その次に現れた教授は単なる飾り物か道化師のようなものに思えて仕方なかった。2017/6/14

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