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1168. この夏のノルウェー旅行の計画


散髪を終え、自宅に戻ってくると、美容師のロダニムが述べていたように、デンマークを経由してノルウェーに旅行する案を検討し始めた。調べてみると、それは十分に実現可能だとわかった。

また、何度も訪れているアムステルダム国際空港から、飛行機に乗ってノルウェーに行くのは少々味気ない気がしており、陸路を通ってノルウェーに向かう方がずっと趣があるように思えた。フローニンゲンからコペンハーゲンまでは、バスと電車を乗り継いで、十時間弱で着いてしまう。

昨年の夏にドイツへ旅行に出かけた時と同じように、フローニンゲンからドイツの北西部の町リアーまで高速バスで向かい、リアーからブレーメンで乗り換えをして、ハンブルグまで電車で向かう。ここまでは、ライプチヒを訪れた昨年の行路と全く同じである。

そして、ハンブルグからはコペンハーゲンの中央駅まで直通で行ける。早朝の七時あたりに出発すれば、夕方の五時ぐらいにコペンハーゲンに到着できるという計算だ。

ぜひ、行きはこの経路を活用し、西欧から北欧へと移るまでの景色の変化を堪能したいと思う。ロダニムと話をするまで、この選択肢は私の頭の中になかったため、彼との対話をとても有り難く思う。

仮に、コペンハーゲンで二泊滞在するとして、そこからまずはノルウェーの首都オスロに向かう必要がある。調べてみると、コペンハーゲン中央駅からオスロまで直通のバスが運行していることがわかったが、バスに九時間乗るのは少し大変かもしれないと思った。

もう一つの行き方は、コペンハーゲン中央駅から三時間ほどかけてニルス・エリクソン駅まで電車で向かい、そこからノンストップのバスに三時間半ほど乗ってオスロに行くというものだ。こちらの方が自分にとっては良さそうである。

正直なところ、オスロには用事がないため、一泊に留めるのか、二泊するのかは改めて少し考えたい。オスロで足を運びたいのは、今のところ、ムンク美術館とオスロ国立美術館の二つだ。

それら二つの美術館を巡れば十分であり、あとは市内の街並みをゆっくりと堪能したいと思う。そこからは私は、ベルゲンというノルウェーの西端の街に向かう。

この街を知ったのは、昨年の夏に、日本を出発する前日に宿泊していた日航ホテルのラウンジで、偶然手に取った旅行誌がきっかけだと記憶している。その旅行誌を眺めた時の印象はとても強く、その他にも魅力的な街がノルウェーにあるにもかかわらず、私はこの夏、ベルゲンでゆったりとした時間を過ごしたいと思う。

オスロからベルゲンまでは、直通で電車が運行しており、六時間半ほどの列車の旅になる。これは私に期待感を抱かせる未知なものなのだが、オスロからベルゲンまでの列車の景色がどのようなものなのか、今の私には全く想像がつかない。

そこには未だかつて見たことのないような、雄大な自然が広がっていることを強く願う。雄大な景色への夢想の中、一応、帰路についても調べておいた。

さすがに帰りは列車の移動は大変であろうから、飛行機で帰る方法を探した。すると、うまい具合にベルゲン空港からコペンハーゲン空港もしくはオスロ空港を経由して、フローニンゲン空港に到着する飛行機があることがわかった。

この夏は、こうした経路を辿るノルウェー旅行を実現させたい。2017/6/13

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