
今朝は五時半に起床した。日が出るのが随分と早くなり、太陽が昇り始めるのに合わせて起床する自分がいる。
目覚ましを用いることなく、太陽の動きに合わせて起床するというのは、まさに自然の運動と自分の生命運動が共鳴していることを示している。起床してみると、今日も天候に恵まれ、雲ひとつない青空が広がっていた。
しかし、普段聴こえてくる鳥の鳴き声が聞こえてくることはそれほどなかった。なぜなのだろうか、と少しばかり不思議に思う。 今日は午前中に、複雑性科学と教育哲学に関する“Complexity Theory and The Philosophy of Education (2008)”の続きを二章ほど読み進める。また、先日印刷をしたMOOCに関する論文を二本ほど読んでおきたい。
その専門書にせよ、それらの論文にせよ、どちらも教育に関するものであり、九月からの二年目のプログラム「実証的教育学」の開始が近づいてきているからか、教育関連の専門書や論文を読むことが多くなってきている。
自分が読む専門書や論文の種類を辿っていくと、その時々において自分が何に関心を強く示しているのかがわかる。また、現在どのような専門書や論文を読んでいるのかを書き留めておくことによって、自分自身でも現在の自分の関心事項が何なのかを客観的に把握することができる。
そうすることによって、これまでの関心事項と関連付けたり、そこから派生する探究領域がどういったものなのかを考えたりすることができる。日々の自分の関心事項という非常に些細なことでも、それを書き留めておけば、探究をさらに深めていくための材料になることを実感する。 今日は天気が良いので、昼食前にノーダープラントソン公園へランニングに出かけ、その足で先日初めて訪れたインドネシア料理店に足を運び、昼食を持ち帰りたい。午後からは、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授が私の修士論文のドラフトに対して書き込みをしてくれたコメントを元に、修士論文の最終修正に入る。
あと数日間ほど修正を行えば、いよいよ大学に修士論文を提出することになる。書籍の出版に比べて、今回の論文は随分と時間をかけて文章を練り上げていったように思う。
今日からの修正作業は、これまで費やしてきた時間と労力の集大成をなすものにしていきたい。2017/6/2