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1082. 最後の一日が来る日まで


数日間に及ぶ学会が今日の午前中をもって終了した。学会が終了した直後の今の気持ちは、小鳥のさえずりが響き渡る穏やかな春の日曜日を象徴するかのようである。

今回の学会を通じて、確かに私は多くのことを学んだ。その道の優秀な研究者から多くの観点と洞察を得たことは間違いない。だが、そうしたことよりも重要なことがあったように思う。

それは、私が次の一歩を知らず知らず踏み出していたということだ。研究者として、そして、一人の人間として何かを深めていくことに向けて、自分の足で確かな一歩を踏み出していたことが何よりも大きなことだったように思う。

それは意識的な一歩ではなく、内側からの促しによる一歩であった。「前に進むということはこういうことなのだ」とわかった。

真に前に進むためには、前に進もうとする意図が混入する前の純粋な意図、すなわち内側からの自発的な促しが必要なのだ。そうした促しをもたらしてくれたのが、今回の学会であり、学会に至るまでに私が歩んできた全ての道だったのだと思う。

今この瞬間、あまりに多くのことが自分の内側を駆け巡っているのがわかる。その証拠に、今、私はそれらを言葉にすることができない。

それらは今の自分の言葉を超えた現象なのだ。同時に、それらこそが自分の次の姿を表すものなのだとわかる。

最後の一日が来る日まで、もはや私は歩くことを止めはしないだろう。2017/5/21

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