1027. オットー・ラスキー博士との共同オンライン講座


昨日、無事にフローニンゲン大学での二年目の所属先が決まり、少なくともこれからさらに二年間はオランダで生活をすることになった。その後については確定的ではないが、米国に再び戻って探究を続けるか、ハンガリーでネットワーク理論に関する探究を行うか、そのままオランダに残って研究を続けることなどが選択肢に上がっている。

いずれにせよ、私にとってこれ以上ないほどに素晴らしい環境を提供してくれるフローニンゲン大学とフローニンゲンの街に残れることは大きな喜びである。二年目の所属先が決まり、また心機一転、自分の探究活動に打ち込みたいと思う。

六月半ばに一年目のプログラムが終了するまでは、やるべきことが詰まった期間になるだろう。 数日前にオットー・ラスキー博士からメールが届き、今もまだそのやり取りが続いている。これはオットーと以前から話していたことなのだが、一緒に発達理論を教えるようなオンライン講座を近い将来開きたいと思う。

とりわけ、私がオットーの功績の中でも最も感銘を受けた、28個の思考様式の発達に関する理論を紹介することができればと思う。この講座を日本人の方に向けて提供するに際して、オットーと話し合っていたのは、一つ言語の問題がある。

当初は、私が通訳のような役割を果たし、オットーと受講者のやり取りを英語から日本語に変換し、日本語から英語に変換するということを考えていた。しかし、それでは学習効率を著しく下げてしまうことになりかねないと懸念しており、日本語ではなく英語で日本人向けの講座を開こうという提案を私の方から投げかけた。

オットー自身も英語圏の出身ではなく、ドイツ人であり、彼の英語は明瞭かつゆったりとした速度であるため、日本人でも十分に聴き取れると思うのだ。ロバート・キーガン、ビル・トーバート、スザンヌ・クック=グロイター等の発達理論とはまた異なり、純粋に認知的発達に焦点を当てるオットーの発達理論は、私にとっても今でも得ることが多くある。

対象者や講座内容についてはオットーとこれからさらに話し合う必要があるが、近い将来オットーと協働して何かしらのオンライン講座を開きたいと思う。 オットーとのやり取りを振り返りながら、自宅の郵便受けに向かうと、イギリスから作曲に関するテキストが二冊ほど届いていた。その中身を確認すると、私が期待していたように、作曲の基礎がわかりやすく解説されている。

小学校の低学年の子供でも作曲を楽しめることをテーマにしたこの二冊のテキストは、今の私の作曲に関する発達段階に合致している。今週末に時間を設け、このテキストを一章一章進めていく過程の中で、実際に手を動かしながら曲を作っていきたいと思う。

六月末に一年目のプログラムが全て終了し、落ち着ける時期に来たら、オットーが紹介してくれたユトレヒトに在住する91歳の作曲家ゴットフリード・ミハエル・ケーニッヒ氏に面会希望の連絡をしようと思う。2017/5/5

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