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1013. 階層的かつネットワーク的な生命としての知識体系

May 13, 2017

いつも何かのきっかけで突如として新たな考えを思いつくことがある。先ほども早朝の仕事を済ませ、ソファに腰掛けながら朝食のリンゴをかじった瞬間に、知識体系について新たな発想が生まれた。

 

これまでは、知識の体系は土台から頂点に向かってピラミッド状に構築されていくというイメージを持っていた。高度な段階の知識階層を生み出すためには、その下位階層があり、それに対しても下位階層がある。

 

そのような階層が頂点から底辺に向かって裾野を広げていくようなイメージが私にはあった。しかし、先ほどリンゴを一口かじった瞬間に、知識体系を単純に階層的に捉えるようなイメージではなく、階層的かつネットワーク的に捉えるイメージが突然湧き上がった。

 

そのイメージの感覚を辿っていると、真っ先に知識体系が網の目状を成しているという体感があった。その網の目を構成するあるクラスターに私の焦点が向かった。

 

そのクラスターを真上から眺めると、それは複数の点がネットワーク状になっている姿しか見えないが、それを横から眺めるとやはり階層的になっていることがわかった。そして、階層構造を持つ一つ一つの体系が他の体系と結びつくことによって、さらに大きなネットワークを構成していることがわかったのである。

 

これらは全て実証的なものではなく、体感としての気づきに留まる。第二弾の書籍の中で取り上げたカート・フィッシャーのダイナミックスキル理論のレベル尺度を用いながら、自分の内側の知識体系という一つの大きなネットワークにおいて、どのクラスターのどのノードがどれほどのレベルにあるのかを内省していた。

 

あるクラスターの全体としてはレベル12にあるように思えても、意外とそれを構成する下位階層のレベルが脆弱であったりする。一方、あるクラスターの全体はレベル11なのだが、下位階層を含めて全体が非常に堅牢な作りになっているものを発見することができた。

 

そして、それらのクラスターが常に鼓動を続けている様子を見た際には、少しばかり驚きの念を持った。知識体系がまさに一つの生命のように絶えず運動を続けているのだ。

 

幾分奇妙なイメージとして、一つのクラスターを構成する下位階層に新たな知識が付着していく様子や、それが付着せずに無の世界に消え去ってしまう様子、さらには既存の知識がクラスターから剝がれ落ちしていく様子を見てとることができた。

 

一つのクラスターが既存の知識と新たな知識を引きずりながら進んでいる様子や、両者の知識が調和をなしながら軽快に生命運動を続けているイメージが、ありありと私の脳裏に浮かんできた。

そこから最後に、第二弾の書籍では言及することのなかった、レベル13や14の知識階層の構築を模索するような動きを自分の知識体系が行っていることに気づいた。

 

システムとしての知識を複数束ね、メタシステムとしての知識を構築し、原理的なレベルにまで知識階層を高めるだけではなく、原理同士をつなぎ合わせようなレベル13(原理配置段階)の知識階層の構築へ向けた運動や、二つの原理がつなぎ合わされた一本の線と同様の質を持つ線をさらに複数生み出し、それらの線を面として構築するようなレベル14(原理システム段階)への道を模索するような動きを観察することができたのである。

 

しかし、原理としてのシステムを複数生み出し、それらをさらに高次元の領域で束ねるようなレベル15(原理メタシステム段階)への運動は、私の内側では一切見られなかった。しかし、上記のような運動を行っているが、今の私の知識体系の姿だということがわかった。

 

今、書斎の窓から見える様々な動植物の姿を確認した。そうした観察と同様に、自分の内側の知識体系という生命の観察も絶えず行っていきたいと思う。2017/4/30

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