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967. 初校の修正とマウリツィオ・ポリーニのベートーヴェンピアノソナタ

May 2, 2017

今朝は五時半に起床し、外側の曇り空の景色とは異なり、内側の景色は晴れ渡っていた。起床直後、今日という一日の中で進行させることのできる仕事に対して強い期待感と興奮があった。

 

文章を読み、文書を書くために今朝目覚めたのだ、と言わんばかりの気持ちであった。いつも通り、朝の習慣的な実践を行い、お茶を入れたところで日記を綴り始めた。

 

その際に、昨日契約した音楽配信サービスのSpotifyを活用して、クラシック音楽をかけることにした。基本的には、自分が聴きたいと思う曲をあらかじめ決めておき、そうした曲をかけるために活用している。

 

だが、今朝は少し探索的な意味も含めて、パソコンの画面上に表示されたお勧めの曲を聴いてみることにした。流れてきた交響曲は、残念ながらその瞬間の自分の感情や感覚と合致しておらず、結局自分の意思で曲を選んだ。

 

昨日は、10時間にわたってヴィルヘルム・ケンプが演奏するベートーヴェンのピアノソナタ全集を聴いていた。それとの比較の意味も込めて、今日は早朝から、マウリツィオ・ポリーニが演奏するベートーヴェンのピアノソナタ全集を聴くことにした。

 

ポリーニについて調べてみると、ピアノの演奏のみならず、キャリアの初期の段階でミラノ大学で物理学を学んでいたことが興味深く映った。ポリーニの過去の評判を眺めてみると、その超絶技巧に賛辞を送る声と機械的であるという批判的な声の双方がある。

 

どちらの声も総合してみると、ポリーニの演奏に物理学的な正確性や完全性を見出しているように思える。緻密さが生み出す格調高さを好む傾向のある私にとって、ポリーニの演奏は望ましいものかもしれない。

 

それを自分で確かめるために、朝一番から10時間にわたるピアノソナタ全集を聴くことにした。

今日は午前中の早い段階で、「タレントアセスメント」のコースで取り上げられている論文を六本ほど読み終えたいと思う。六つの論文はどれも、認知的な能力と非認知的な能力を測定することに関するものである。

 

これまで私が発達測定を行う時にせよ、新たな測定手法を開発する時にせよ、そこでの焦点はもっぱら認知的な能力にあった。そのため、非認知的な能力を測定するという観点は自分の中では新しい。

 

これまでの仕事と対比させる形で、非認知的な能力の測定に関する理解を深めたいと思う。六本の論文を読み終えるのは、九時前あたりだろうか。

 

九時をめどに、そこから今日という一日をかけて、第二弾の書籍の初校を最初から最後まで読み返したい。幸いにも、大きな追加・修正をする必要はもはやないので、今日行うべきことは、誤字・脱字を逃さずに捉えていくという細かな作業だ。

 

この作業が非常に細かいものであることを思うと、早朝にポリーニのピアノ曲を選んだことは偶然ではないのかもしれない。正確性と緻密性が要求される仕事を行う際に、超絶技巧と機械的という対極的な評価を得たポリーニの演奏はとても親和性があるように思う。

 

ポリーニが演奏する10時間にわたるベートーヴェンのピアノソナタの全曲が終了するまでに、初校を全て読了することができれば幸いだ。2017/4/22

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