965. 古書店の店主に教えてもらった音楽配信サービス


今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースで取り上げられている論文を順番に読み進めていった。先日初回のクラスが行われたところだが、全七回に渡るクラスの課題論文を全て読み通すことができた。

あくまでもこれは一読目であり、これからクラスの進行に応じて、二読、三読と繰り返し読んでいく必要がある。今週の土日は少し天候が崩れるようなので、昼食前にランニングに出かけた。

今日も冴えない天気ではあったが、論文を計画通りに読み終えた充実感からか、ランニングの足取りは実に軽快であった。ランニングから帰宅し、昨日訪れた古書店の店主に教えてもらった音楽配信サービス「Spotify」を試しに活用してみることにした。

当初はアマゾンの音楽配信サービスを選ぶべきかSpotifyを選ぶべきか迷ったが、結局、店主との縁もあってSpotifyを選ぶことにした。そもそも音楽配信サービスを活用しようと思ったのは、昨日、古書店に立ち寄る前に、街の音楽屋で発見したCDの購入を迷っていたことがきっかけである。

その音楽屋に、アルフレッド・ブレンデル、マウリツィオ・ポリーニ、ヴィルヘルム・ケンプという偉大なピアニストが残したベートーヴェンピアノソナタ全集のCDが置かれており、是非ともそれら全てを比較して聴きたいと思っていた。

しかし、論文や書籍以外のものを自宅に増やすわけには行かず、またCDの場合、劣化の恐れがあるため、その場で即座に購入することを控えていた。そしてその足で訪れた古書店で、偶然にも店主からその音楽配信サービすを教えてもらったのだ。

先ほど、このサービスを提供するウェブサイトから登録を済ませ、早速それら三人のベートーヴェンピアノソナタ全集を調べてみると、全て聴くことができた。無料版だと曲と曲の間に広告が入るため、広告が入らず、なおかつ無料版よりも音質の良い音を提供してくれる有料版にすぐさま切り替えた。

Spotifyはクラシックのみならず、合計で4000万曲ほどの音楽を配信しているため、私の音楽生活をより豊かにしてくれるだろうと期待している。時間を作りながら、これまで購入したいと思っていた様々なピアノ曲や交響曲が収められたCDをこのサイトを通じてゆっくり聴きたいと思う。 昨日、古書店で “The Language of Music (1959)”を購入した際に、実はもう一冊ほど気になっていた古書があった。それは、発達心理学に多大な功績を残したジャン・ピアジェの後期の書籍 “Structuralism (1968)”である。

特にフローニンゲンでの三年目は、再び発達心理学の古典を読むことを一つの課題としており、是非ともピアジェの仕事にも再度関心の目を向けたいと思っていた。これまでは、ピアジェが残した数々の論文が収められた “The Essential Piaget (1977)”という書籍を中心に読んでいた。

帰宅して再度その書籍の目次を眺めると、 “Structuralism (1968)”の書籍の中に収められている論文の幾つかが、その論文選集の中に収められていないことに気づいた。そのため、来週にでもこの古書を買いに再び古書店を訪れ、Spotifyを勧めてくれた店主にお礼を述べようと思う。

その店主の年齢は七十歳ぐらいだろうか、しかし、年齢を一切感じさせないほどエネルギーに満ちている。それはもしかすると、古書店でいつも鳴り響かせている音楽の力によるものなのかもしれないと思った。2017/4/21

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