961. 夢がもたらした治癒と変容


昨日も論文を書きに書き、文章を執筆し続ける一日であった。こうした日々が常態化しつつある。

それに伴い、文章を書くことに求められる内的な筋力が鍛錬されていることを実感する。これは身体的な筋力を意味しないのだが、精神的な筋力を鍛えるためには、物理的な身体の鍛錬と調整が不可欠である。

そのようなことを改めて考えさせられたのが、昨夜の夢であった。昨夜の夢から得た啓示は、身体と精神を等しく鍛え上げていくことの重要性であり、同時に、両者を治癒・調整することの大切さである。

昨夜の夢の中で、私はエネルギーワークを受けていた。このエネルギーワークは、身体に直接触れるマッサージのようなものであり、私は施術者が提供するワークの最中、自分の身体感覚がなくなるほどに、意識が身体そのものと同一化していた。

あまりの心地よさに私は、夢の中でさらに一段深い夢の世界に入り込んでしまうかのようであった。しばらく意識と身体が完全に合一するという心地よさに浸った後、再び意識と身体が分離された。

つまり、自分の意識を持って身体を客体化し、身体の中で起こっていることが意識を通じて理解できるようになったのだ。そのため、それは意識と身体の再分離ではなく、統合と呼んだ方がいいのかもしれない。

さらに、そこで極めて不思議な体験をした。このエネルギーワークの前後を比較すると、明らかに自分の身体と身体感覚が変容を遂げていることがわかったのだ。

もはやワークを受ける前の身体はそこに存在せず、ましてや以前の身体感覚も存在していない。そこに存在していたのは、新たな身体と新たな身体感覚であった。

それはまるで、自分の身体と身体感覚が生まれ変わったかのようであった。新たに獲得された身体は、これまで以上に滑らかかつ力強い動きを可能にし、新たに獲得された身体感覚は、内側のごくわずかの機微も逃さず捉えることを可能にするようなものであった。

ワークの最後に、施術者の方から自分の身体に関する助言を受け、また一つの身体運動を勧めてもらった。その方曰く、何やら胸から肩にかけての身体エネルギーが滞っており、そこに閉鎖的なエネルギーが流れているがゆえに、開放感を持って外界と接することができていないということであった。

この発言を聞いた時、妙に思い当たる節があったので、夢の中の私は非常に驚いていた。偶然にも、私が米国の大学院に留学していた際に、身体エネルギーに造詣の深い友人から、私のエネルギーは、通称「第三の眼」と呼ばれる箇所と頭のてっぺんにある「百会」に集中しており、胸のあたりにエネルギーの閉塞が見られる、という指摘を受けていた。

その課題が今ようやく解決の方向に動き始めたように思う。夢というのは、私たちの内側と外側の問題について実に洞察に溢れた啓示をもたらす。

昨夜見た夢は、まさに私の身体や身体感覚、そしてそれらを通じて私がどのようにこの世界と関わっていくかに関する既存の課題を解決に向かわせるものだったのだ。ワークの最後に勧めてもらった簡単な身体動作を、ぜひとも今後の生活の中に取り入れていきたいと思う。

夢から目覚めた私の身体は、確かに生まれ変わったかのようであった。私の身体と身体意識は、夢によって治癒と変容がもたらされた。

変容後の身体と身体意識を持って、今日から全てを新たにする気持ちで日々の仕事に取り組みたいと思う。2017/4/20

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