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938.「創造性と組織のイノベーション」の試験を終えて


昨日は、「創造性と組織のイノベーション」のコースの最終試験を受けてきた。早朝、自宅からザーニクキャンパスまで30分ほどゆっくりと歩いている最中、先日のオーストリアへの旅を通じて得られた体験を咀嚼する現象が、自分の内側で現在進行形で生じていることがわかった。

四月半ばを迎えても相変わらずの寒さが続いているが、昨日はマフラーを巻く必要はなく、優しく差し込む太陽の光を浴びながら、自分の内側で起こっている現象に静かに寄り添っていた。旅の最中、小さなさざ波が自分の内側に無限に流入してくる感覚について、以前の日記に書き留めていたように思う。

この無限の波によって、私の内側に付着していた諸々の不純物が全て洗い流され、もう一度平地から歩みを再開させるような感覚があった。それは劇的な現象ではなく、とても静かな現象だった。

ザーニクキャンパスに向かう最中においても、内側の静けさは変わることがなかった。人間の内側に、このような静かな世界が広がっていることは、私にとって大きな驚きだった。

近くの運河沿いのサイクリングロードをしばらく歩いていると、試験会場に到着した。歩くという行為と一体化することによって、知らぬ間に遠いところまで来ていたというのは、仕事に関しても同じだと思った。

会場に到着し、試験開始まで再び論文のまとめを読み返していた。その後、試験が開始され、全10問のオープンクエスチョンに答えていった。

今回の試験はコンピューター上で行えるため、修正に関しても非常に楽であり、最初の学期に履修したコースの試験もコンピューター上で行うものであったため、今回は慣れがあったように思う。よく練られた試験問題に回答しながら、創造性や組織のイノベーションに関して、自分が知らず知らず獲得していた知識に気づかされ、少々嬉しい驚きを持っていた。

それらの知識は、このコースを受講しなければ決して獲得することのできなかったものであり、自分の探究と仕事に直接的・間接的に重要なものだと改めて思った。個人や組織の創造性を涵養する支援を行う際に、それらの知識は不可欠なものであり、これまでそうした知識を持っていなかった自分を反省の目で眺めていた。

ほぼ全ての問題に納得のいく形で解答することができ、無事に試験を終えた。試験終了後、会場のロビーで、このコースで課せられている共同論文を共に執筆している、ルクセンブルク人のヤン、ドイツ人のマーヴィン、オランダ人のリサとミーティングをした。

実は、その共同論文はまだ完成しておらず、先日担当教授から最初のドラフトに対して得たフィードバックをもとに、修正・加筆を行わなければならないのだ。四人でしばらく試験のできについて話をし、そこから論文の話に移った。

四人の役割分担を行い、今日はその役割に従って論文を執筆していきたいと思う。試験は無事に終わったが、文章を執筆し続けることは終わらない。2017/4/14

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