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905.批判と心理的な投影の関係


今朝起床直後、歯を磨きながら、心理的な投影現象について考えさせられていた。というのも、私は特定の個人を攻撃することはないのだが、より大きな集合的なものに対して攻撃するような考えを持つことが頻繁にあることに気づいたからである。

これは前々から薄々気づいていたのだが、思考の矛先を集合的なものへの批判に向けることがよくあるのだ。この時、批判の対象が何らかの組織であれ社会であれ、それらの実態が定かでないにもかかわらず、自分の頭の中でそれらを一つの総体として構成し、自ら生み出した構築物に対して批判していることがわかる。

そして、そうした批判は、多分に自らの内側の問題が投影された形で現れてくることが多いように思える。例えば、「人々」という総体を頭の中で構築し、人々の無知さや未成熟ぶりを批判する際に、そこには、私が毎日自分に対して行なっている、自分の無知さや未成熟ぶりに対する反省が投影されているような気がしてならないのだ。

生きることに関する激しい理想を掲げながら、その理想にそぐわない自分に対して絶えず批判をすることが、そのまま他者への批判という心理的な投影につながっているような気がしたのだ。ここには少し難しい問題が潜んでいるように思える。

往々にして、何かを批判する際に、それが批判のための批判に終始してしまうことがある。そこには、批判という行為を経て、何らかの実践的営みが生まれることはない。

批判の裏には、心理的な投影があったとしても、批判を安易に退けてしまうことは望ましくないと思う自分がいる。というのも、批判という行為には、それが集合的なものに向けられようが個人に向けられようが、根本的には自己批判につながるような本質を持っているような気がするからである。

批判の最低限の条件として、他者批判と自己批判が表裏一体になっている必要があると思うのだ。他者批判と自己批判が密接につながっているがゆえに、批判の矛先を他者に向けた瞬間に、それは自己を批判していることに他ならず、そこから批判内容を乗り越えるような行為や行動が生まれてくるのではないかと思う。

発達心理学の世界において、私たちが発達する際には、健全な自己批判がつきものであると指摘されているように、自己批判がなければそこからの発展もないだろう。心理的な投影が多分に含まれた批判は、こうした発達衝動に基づいたものなのかもしれない。そのようなことを思わされる。

今日は午前中に、主に二つのことを行いたいと思う。一つ目は、フローニンゲン大学の二年目に所属することを希望している、「実証的教育学」のプログラムに応募するための書類を提出することである。

幸いにも、私はすでにフローニンゲン大学の発達心理学科に在籍しており、大学の組織編成上、教育学科も同じ傘下にあり、TOEFLの試験結果や統計学の知識に関する証明書類などを再度提出する必要はない、という連絡をアドミッションから昨日得た。

私が提出すれば良いのは、二通の推薦状と志望動機書、そしてCVだろう。推薦状と志望動機書はすでに作成済みであり、志望動機書を最終確認し、CVをアップデートしたところで、必要な書類を今日の午前中にアドミッションに送りたい。

今回の実証的教育プログラムへの応募に関しては、面接があるようなので、後日面接日に関する連絡が来るようだ。アドミッションへ必要な書類を送ったら、次に取り掛かりたいのは、「交差再帰定量化解析(CRQA)」に関するRのプログラミングコードを見直すことである。

昨日偶然にも、インターネット上でCRQAに関してうまくまとまっている資料を発見し、自分が現在持っている課題を解決するヒントが盛り込まれていることを感じたため、今日はその資料を最初から順を追って読み進めたいと思う。この資料が、今の私の研究上の課題を突破する起爆剤になってくれれば有り難い。2017/4/2

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